音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第1号 : 平成16年6月1日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2004/06/01 号
ご挨拶
お勧めCD お勧めサイト お知らせ
こんにちは。≪AMBER AUDIO(琥珀音響工芸)≫の中村です。

毎月1・15日に『琥珀音響工芸・メールマガジン【東風】』を発刊することになりました。題名の【東風(こち)】は、春を呼ぶ穏やかな風をイメージしてみました。

≪AMBER AUDIO(琥珀音響工芸)≫は、無着色・無添加の響きを皆様に提供したいと“AUDIO”に携わっています。しかし、本当に皆様に伝えたいのは“AUDIO”ではなく、自然の響きや心を豊かにしてくれる音・音楽です。私たちが皆様に提供したいと思っているのは『音』を中心としたライフスタイルです。“AUDIO”は、そのひとつの要素でしかありません。

“AUDIO”は、本来脇役であるべきものです。もっとも大切なのは、自然の響きや心を豊かにしてくれる音楽をリラックスして楽しむことです。

私たちはその初心から、サイトでもできる限りお勧めの音楽ソフトなどを紹介していきたいと考えています。しかしサイトは一回見るとその後は、足が遠のきがちです。

そこで思いついたのがメールマガジンでした。

メールマガジンなら直接情報を届けることができる!そうだメールマガジンなら有意義な特選サイトを皆さんに紹介することもできる!それと耳寄りな情報も !!

“AUDIO”を始める以前から、CDショップを覗きに行ったり、知り合いから様々なソフトの情報を教わって、世界中の音・音楽の中の珍味を探すのが大好きでした。

料理好きの方で自分の作った自慢の料理を「どう!美味しいでしょ !! ねぇ!ねぇ !! 」と相手が参ったというまで何度も何度も質問してくる方がいます。どうやらそれと同じところが私もあるようで、音・音楽の珍味を見つけると「どう!いいでしょ !! いいでしょ !!」といつもやっていました。まぁ、おせっかいといえばおせっかい……。

そのなれの果てが、このメールマガジンです ☆\( ^ ^)/〜〃。

お勧めのソフトを紹介しても私たちが実際にそのソフトを販売しているわけでもありませんが、皆様の情報のひとつとして。そして皆様の一日一日が、より良い日になるヒントとしてご参照いただけれれば幸いです。
お勧めCD
この『琥珀音響工芸・メールマガジン【東風】』を発刊するに当たって、一番皆さんにお伝えしたいのは何かと考えたとき、何よりも自然の響きの美しさでした。そこでここでは、本サイトでも紹介しています自然音の一番のお勧めを紹介することにしました。
中田悟 自然音シリーズ 〜生命の島・屋久島〜
VOICE OF THE EARTH ISLANDS・U
( ユニバーサルミュージック : UMCK-1064 )
1990年頃。いわゆる“癒し”と言われる音楽や自然音などが出始めのころ、ひとつの衛星放送が産声を上げました。一日中、自然音をかけっぱなしにしている“St.Giga”です。しかし“St.Giga”の試みは早すぎたものだったのかもしれません。頻繁にCMも入るようになり、自然音だけを聴くことのできる時間も少なくなっていき、とうとう放送は中止されてしまいました。

“St.Giga”の放送が終了してから、純粋に自然音だけのソフトが無いのか、良質なものがないのかと探していたのですがなかなか見つかりません。どれも、余計な音楽が入っていたり、録音の品質が悪かったり。一言で言うとやっつけ仕事であることがすぐに判ってしまう。

自然の風景写真は形として残るだけに、皆さん一年のうちに一瞬しか見ることができないものを最高の形で残そうと全身全霊で向き合っている方が数多くいます。それは、音であっても同じはずです。しかし、そこまで本物としてこだわり抜いたものが全くない。

自分たちが納得できるものはやはりないのか。自分たちで実際に録音しかないのか…。さぁてどうしたものか……。人に勧めるものがないということよりも、まず自分が聞き続けていた、浴び続けたい音を記録したものがないことに対して不満がたまって爆発しそうな時に手にしたのが【中田悟・自然音シリーズ:VOICE OF THE EARTH ISLANDS】でした。
⇒ソフト情報・購入先(Amazon.co.jp)
⇒中田悟 Official Site 公式サイト

中田悟 自然音シリーズ 〜鼓動の島ハワイ〜
VOICE OF THE EARTH ISLANDS・W
( ユニバーサルミュージック : UMCK-1066 )
この録音を聞いて「やっと探していたのが見つかった!」という喜びと同時に「これで録音にまで手を出さずにすんだ」というホッとした気持ちになりました。

すぐに全シリーズを買い揃えることとなったのですが、どれも素晴らしい録音・作品です。その中でもお気に入りなのは『生命の島・屋久島』と『鼓動の島・ハワイ』です。

『生命の島・屋久島』は、森のしっとりとした空気感と潤いに満ちたせせらぎ。どこまでも懐の中に深〜く包むこんで行く響きに包まれるていると、いつの間にかおっとりとした気持ちになっている自分に気がつきます。

『鼓動の島・ハワイ』は、昼の強い日差しと共に光り輝く波しぶき。その海の大きさを感じさせます。夜のしじまに聞こえてくる渚の響きと虫たちの声。その繊細な夜の音楽もまた心を癒してくれる最高のBGMです。

調べて判ったことですが、このシリーズの録音を務めている中田悟さん。なんと“St.Giga”の自然音の録音を務めていた方でした。私が“St.Giga”に見ていたものをよりいっそう押し進めた形で結実したのがこの【中田悟・自然音シリーズ:VOICE OF THE EARTH ISLANDS】だったのです。

自然音をリファレンスとしている≪AMBER AUDIO(琥珀音響工芸)≫が自信を持って推奨できる自然音のソフト。【中田悟・自然音シリーズ:VOICE OF THE EARTH ISLANDS】を是非とも自然音のソフトとしてお手にとってみてはいかがでしょうか。
⇒ソフト情報・購入先(Amazon.co.jp)
⇒中田悟 Official Site 公式サイト
お勧めサイト
世界の民族音楽の店 ZeAmi
通販による世界中の伝統音楽専門店です。

純邦楽をはじめ、世界中の民族音楽、宗教音楽のCDやカセットが購入できます。普通のレコード店では見つけることのできないCDをたくさん扱っています。

今までいろいろとお世話になっているのですが、何よりもスゴイ!のが店主のお持ちの情報量。世界中のどこの音楽であっても、すぐに「そのジャンルだとこのCDがとてもお勧めですよ」と丁寧に答えてくださいます。

それと是非とも手に取っていただきたいのが、会員になりますと送っていただける進入かタイトル紹介の会報。その中身を見ているだけで「あれもこれも欲しい…!?」と楽しくなってしまいます。

世界の古典音楽に関しては、日本一のサイトです。ここを知らずして世界の古典音楽を語るのは“もぐり”。
虫の音WORLD
夏の終わりごろから窓をガランと開いてぼんやりと月夜を見ているのが好きでした。そのとき後ろで必ず、チロチロ鳴いていた虫たち。今でも虫たちの鳴き声を聞くと心地よい夜の空気が戻ってきます。

そういえば虫たちの声を心地よいものとして情緒的に聴くのは世界の中でも日本人独特のものだとの研究もあるようです。

その虫たちの鳴き声や生態などについて圧倒的な情報量で紹介をしているのがこちらのサイト。虫たちの写真と共に“Real Audio”で試聴ができます。

時期(気温)によって鳴き声が変わってきたり、方言があったり。そして中には音痴もいたりして。「えっ、この鳴き声はこの虫だったの。勘違いてした (^-^; 」と思うこともしばしば。

自然の音に耳を傾けているつもりでも、なかなか気がつかないものですね。感心することしきりでした。

飼い方をはじめあらゆる情報が詰まっています。これから夏にかけて、お子様などにお見せするときっと喜ぶに違いありません。そういえば、あと1ヵ月ちょっとでまた夏が来るのですねぇ。
山野鳥博物誌
野鳥や山野草のテーマにアニメーション、細密画イラスト、写真を掲載。自然の躍動感、色彩豊かな美しい姿を鮮やかに紹介しています。実に美しいサイトです。

リンク集を充実させようとさまざまなサイトを見ていますが、最近目立ってきたのが“Flash”を使用しているサイトです。

インターネットは不特定多数の方がご覧になるのですから、特徴的なデザインだと間口が狭くなってしまいます。その点、主張がはっきりしてしまう“Flash”などの動画には懐疑的です。あれもこれもと“Flash”でやってしまうとすぐにチンドン屋になってしまいます。

しかしその私が恐れ入りましたと感服したのがこちらのサイト。「ギャラリー入口」から入場したとたんに目から飛び込んできたのは、朝の庭先に餌をついばみに来たスズメたち。これだけでやられてしまいました。そしてページを変えようとした瞬間に飛び交う小鳥たち……。

これだけのシンプルさとデザインの統一感。見ているだけでうっとりとしてくるような楽しいサイトは初めてでした。

実はページの階層がどのようになっているのかいまひとつ解りかねるのが難点ではあるのですが、逆に森の中に分け入りながら進んでいるかのようで新しい発見が次から次に出てきて楽しさに繋がっています。

見ているだけで自然の空気が香り立ってくるページ。一度分け入ってみることをお勧めします。
お知らせ
第20回 ≪東京の夏≫音楽祭2004
<イラン古典音楽の現在>
ホセイン・アリーザーデ
■日時 : 7月8日(木)19:00開演
■会場 : 浜離宮朝日ホール
■チケット : 全席指定 S:\5000 A:\4000
毎年世界中の名だたる演奏家を招聘することで定評のある≪東京の夏≫音楽祭。ここ何年かの演奏会の中でも、伝説的なまでの大成功を収めていたのが二年前のホセイン・アリーザーデ(Tar・Setar)の公演です。

私はあいにく聴きに行くことができなかったのですが、会場全部がまるで金縛りにあったかのように素晴らしいものだったそうです。滅多なことでは褒めることのない友人が、陶然として大絶賛していたのを今でも思い出します。

イラン古典音楽はなかなかなじみが無いものでしょうが、非常に繊細な部分も持ち合わせている音楽です。

アッバス・キアロスタミ監督の≪友達のうちはどこ?≫で注目を集めたイラン映画。その表現は小津安二郎を思わせる心にジワジワと打ち寄せる心の移ろい。ひとつひとつの映像の隙間から流れ出る細やかなやさしさを伝えてくれます。

その特徴は、イラン古典音楽の特徴のひとつでもあります。

最近ではイランでも昔ながらの心に染み入る演奏よりも、もっとポップな音楽に人気が集まりつつあるそうです。その中で実に誠実な演奏をつむぎ続けているアリザーデは世界中の音楽から見てもとても重要なものです。

とても繊細で哀愁に満ちた曲調。彼の胸に迫る表現。伝説をもう一度、体験してみてはいかがでしょうか。
⇒来日公演情報(“東京の夏”音楽祭・公式サイト)
⇒ソフト情報(世界の民族音楽の店 ZeAmi)

後 記
次回の珍味をどうやって探し出すのかもうすでに頭をひねっています。継続は力なりです。情報は小出しにしながら (#^.^#) 気長に続けて行きたいと思っています。これからもどうぞご笑覧くだされば幸いです。よろしくお願いいたします。
編集担当:中村 聡

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