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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第13号 : 平成16年12月1日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2004/12/01 号
ご挨拶
おすすめCD おすすめサイト 後 記
とうとう今年も最後の月となりました。もうそんな季節なのかと思うことしばし。今年は、記録的な猛暑に台風の襲来などなどの記憶が鮮明なだけ、余計に一年が短く感じているのかもしれません。そういえば、これから年の暮れに向けて、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ……。気持ちは急いても、走る足は空回りするばかり (^_^;)

皆さんどこでも慌しい様子でもありますが、一年一年変わることなく、区切りの時が訪れるのは良いものです。泣いても笑っても後、ひと月。走り回って、終わり良ければ全て良し。最後の〆は、きっちりと行きたいところです。もうひとふん張りしなけりゃいけませんね。
おすすめCD
柳家紫朝 : 粋曲
柳家紫朝 (唄, 三味線)
( リテライト : LYS0402 )
寄席の演芸には欠かせない色物。落語家の高座の合間に行われますが、その代表的なものが端唄・俗曲などです。柳家三亀松と共に色物の歌い手として知られているのが柳家紫朝。名前は広く知られていたのですが、アルバムとしてまとまったものはなかったようです。その渇きを癒すように、待望の発売となったのがこちら。

江戸時代の商人・職人に親しまれていたのが新内です。花魁の心中ものが題材になっていることが多く、ある意味江戸情緒をもっともダイレクトに伝えるものです。落語もまた、吉原を題材とすることが多いだけれに、新内などの音曲は落語に欠かせないものです。その新内や都々逸などの名曲も収められています。

落語を聞いていると江戸っ子ののやせ我慢 (^_^;) と裏腹の切符の良さが気持ち良いもの。柳家紫朝の演奏は、その江戸っ子の粋さと洒落っ気が匂い立ってくるかのように感じられます。

江戸時代の人々の息遣いを伝える粋なCD。お勧めです。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)

藤本二三吉全曲集 (一)〜(六)
  ⇒第四巻は特に曲目が揃ってお勧め
藤本二三吉 (唄), 藤本小静 (三味線)
( コロンビア : COCJ-32949 )
端唄・小唄で市丸と小唄勝太郎と共に戦前から人気を博していたのが藤本二三吉。言うなれば江戸の流行歌と言える端唄の魅力を広く伝えるのと共に、今日の端唄の基礎を作った人物とまで評価され、「二三吉の前に端唄なく、二三吉の後に端唄なし」とまで称せられています。

凛とした張りのある声は晩年まで衰えることはありませんでしたが、やはり若い頃の唄声は格別のものがあります。レコードを聞いてその節の美しさを楽しんでいたのですが、なかなかCDではまとまった音源は発売されていませんでした。しかしここにきてとうとう、コロンビアからCD六枚に渡る全集として発売になりました。

全く古臭さを感じさせるところのない歌声は逆に今だからこそ新鮮に聞こえてきます。温故知新として耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
⇒試聴先(コロンビア:日本の伝統音楽)
おすすめサイト
紀文食品ホームページ
おでんや鍋物に欠かせない練り物。練り物の大手メーカーである紀文のホームページ。企業ページであるのにもかかわらず、自社の広告そこのけそこのけで、鍋関係の情報が満載のサイト。中でも“紀文情報館”の鍋情報は ( ・∀・)つ〃∩ ヘェー となることしきり。鍋マニア・おでんマニアは必見でしょう。
土鍋ごはん ドットコム
土鍋でご飯を炊くのが密かにブームになっているそうです。というのも、土鍋は温まりにくく冷めにくいので、ガスで炊いても竈炊きと同様の効果になるからだそうです。大阪ガスによるこちらのサイトでは、鍋物と共にご飯やそれ以外のレシピにまで土鍋料理の紹介をしています。「土鍋は深いなぁ〜!」と思うこと間違いなしです。土鍋ギャラリーも色々な土鍋があるのを見ているだけで楽しめます。
全日本鍋物研究会
鍋物についての情報が充実したサイト。ここで掲載された情報を元に本も発売されています。日本全国各地の鍋物の紹介も充実していますが、落語や文学作品の中で取り上げられた鍋物は、落語を知っている人などは思わず( ̄ー ̄)ニヤリッの内容。最近はあまり更新されていないらしいのが残念なところです。
後 記
知り合いと「寒くなってきたねぇ〜」と話をしているうちに鍋の話で盛り上がりました。寄せ鍋にちゃんこ、タイスキにキムチ鍋。色々とありますが、やはり日本人は美味い湯豆腐をハフハフしながら食べなきゃ!との話に(^_^)

「昆布は利尻昆布を使って珠玉の手作り豆腐。それに柚子なんかをはらりとかけて食べなきゃ!」と話がまとまったのですが、より一層美味しく食べるにはシチュエーションも必要とのこと。そこで話題は湯豆腐に合う音楽はどのようなものかということに移っていきました。

もともと私は落語など好きなので、湯豆腐となると若旦那の座敷遊びの様子が目に浮かびます。もちろんかかっている音楽は、新内や端唄。実際、鍋物をやっているとき新内・端唄などをかけているとなんとも言えない風情が出ます。日本人たるもの、冬には粋な三味線を聞きながら湯豆腐を食うべし!と意気投合しました。 これから寒さが増して、鍋を食べる機会が増える季節です。仲の良い人と、粋な三味線音楽をかけながら鍋をつついて、しっぽりとなってみてはいかがでしょうか。
編集担当:中村 聡

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