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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第16号 : 平成17年1月15日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2005/01/15 号
ご挨拶
ここのところ寒い日が続いていますが、やはり冬は冬らしくないと物足りなさを感じます。布団から抜け出すのはひと苦労ですが、キーンと寒い朝の空気には、気が引き締まるものがあります。

温暖化の影響はあるのかもしれませんが、小さいころはもっと寒かったような気がします。そう言えば、当時は、寒い寒いと言いながら、体に毛布をグルグル巻きつけてミノムシ状態。勉強をしているフリをして寒さにめげず深夜ラジオに聞き入っていたものでした (^^;)

雪国だと「もう雪はうんざり!」といった部分はあるのかもしれませんが、銀世界に対する憧れの気持ち。小さなときに感じていたその感覚を、不意に思い出すことがあります。雪が積もるといつもより街の音が静かになり、いつもと違った音が聞こえてくるのもなかなか楽しいものです。いっそのこと、どかっと30cmぐらい積もってくれないものかしらと思うこの頃。
おすすめCD
Spring The Summer Long
Aly Bain ( フィドル )
Phil Cunningham ( アコーディオンetc )、etc
(Music Plant : RUCD124)
スコットランドの二人の大ベテラン演奏家、アリィ・ペインとフィル・カニングハムによるトラッド演奏。この二人は、圧倒的な早弾きの技量の持ち主でもありますが、能ある鷹は爪隠す (^^) ここでは、スロー・テンポの曲を主体として、この二人でしか出すことのできない、実に味わい深い滋味溢れる音楽が紡がれていきます。

国内版の帯でも書かれていますが “美しく泣ける” との言葉がピッタリ。このような演奏だと一歩間違えると、単なるイージーリスニング的なものになる危険性があります。しかし二人の演奏にはリラックスしながらも、スッキリとした格調が感じられます。それは、恐らく長い演奏生活で蓄積された何かが醸している気品なのでしょう。

音楽に身をゆだねつつ、いつのまにか染み渡ってくる音楽。聞いているうちに、優しく幸せな気持ちになってくること間違いなし!数多く発売されているトラッドの中でも飛び抜けて上質なアルバムとしてお勧めです。
⇒ソフト情報・購入先(HMV.co.jp)
⇒別タイトル・試聴可(www.mp3.com)

Prisme
Annbjorg Lien ( ハンダルゲンフィドル )
(KORUNA MUSIC : MPKM008)
北欧ではハンダルゲンフィドル(ヴァイオリンの一種)によるトラッド演奏が盛んです。中でもノルウェーを代表する女性フィドル奏者がアンビョルグ・リーエン。1971年生まれの彼女は、15歳にしてTVで『天才少女バイオリニスト』として一躍注目を集め、レコードデビュー。それ以降も、活躍の場を広げ世界各地で演奏をしています。

伝統的なトラッド演奏としては、まだまだ味わいが欲しいところがないわけではありません。しかしながら、何よりも彼女が素晴らしいのは、スタイリッシュで若々しい音楽を奏でていくところです。音楽がしなやかにいきいきと跳ねていく感があります。

私はフィドルだけだとどうしてももう少し多彩なパレットが欲しくなります。ここでは、正統的トラッド演奏よりもポップな色合いが強いのですが、若いときにしかできない音楽がここにはあります。ポップスの要素を取り込むことで色彩も豊かで聞いていて変化に富んでいます。伝統音楽とポップスの要素が非常に良いバランスで取れています。

これから正統的トラッド演奏でも一層の円熟味を増していくのでしょうが、彼女の長所が最大限に引き出されたアルバムです。
⇒ソフト情報・購入先(HMV.co.jp)
⇒試聴先(www.amazon.com)
おすすめサイト
ムーミン公式サイト
森と湖の国フィンランドのフィンランドの女流作家トーベ・ヤンソンが世に送り出して以来、世界中で愛されてきたがムーミン。恥ずかしがり屋で好奇心の強いそのムーミンの公式サイトがこちら。1969年に日本でアニメ化されたものは原作とは異なったものとなっていたそうですが、1990年に再度アニメ化。こちらは、原作を忠実に再現し、現地のフィンランドをはじめ約100カ国以上で放映されたそうです。フィンランドでのムーミンの評価も、日本での人気が大きな背景としてあったことなど興味深い話が一杯。ムーミン谷の村民登録をするといろいろな特典もあります。
雪結晶
雪結晶の観察方法やレプリカづくり、研究の歴史や参考書などの情報の集まったサイト。何よりも、雪結晶写真・雪結晶写真撮影の方法などのページでの美しい写真が素晴らしいです。自然が作り出した美しい雪結晶。空からひとつひとつ宝石が降ってきているのだなぁと思うと寒さも全く気にならなくなるのでは !?
昭和新山国際雪合戦
雪が降ると何はともあれ始まるのが雪合戦 ヽ(^o^)ρ その雪合戦も、1989年に昭和新山のある北海道壮瞥町の地域振興を目的として競技化され、毎年全国各地の予選を勝ち抜いた精鋭チームが熱線を繰り広げる雪合戦大会となっています。フィンランドでは欧州選手権が行なわれるほど競技人口は世界に広がり、れっきとした国際競技になっています(笑)。何よりも、ページの作りが全く手抜きなしの作りでカッコイイ !!
後 記
深々と降り積もる雪の夜。一夜明けて窓の外を見ると一面銀世界。一夜にして一変した風景にわくわくして、雪だるまを作ったり雪合戦をしたり。雪景色を見ると何かなぜかしらホッとする懐かしさを感じます。

この季節は、空気が澄み切って空の高さが際立ちます。冬の星座は一年を通じて一番豪華な煌きを見せる時期です。それだけに、毎晩のように深夜部屋から抜け出して星空を一時間ほど見上げていたものでした。東京では、その星空を楽しむことはできなくなりましたが、温泉に足を伸ばして、雪景色の温泉宿を訪れると湯煙に煙る雪景色の向こうに輝くにぎやかな星空が実に美しいです。

私にとって冬の東京での楽しみとなっているのは、夕日です。東京だと夕日の沈む方向がちょうど富士山になります。見晴らしの良いところでないとなかなか見えませんが、富士山の裏に沈んでいく夕日は実に美しいものです。江戸時代の人たちは、いつもの生活の中でこの夕日を見ていたのだと思うと贅沢だなと羨ましい気持ちとともに、富士山が特別な山として信仰されていたのが良く分かります。

季節ごとの楽しみ。深々と降り積もる雪ひとつをとっても、雪の結晶は全て異なった美しい姿をしています。その不思議さとともに、自然の奥深さにしみじみと感心してしまいます。冬には冬ならではの楽しみがあります。コタツに入りっぱなしではなく、白い息を吐きながら外の空気を吸い込んでみてはいかがでしょうか。
編集担当:中村 聡

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