音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第19号 : 平成17年3月1日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2005/03/01 号
ご挨拶
おすすめCD おすすめサイト お知らせ
今年は久しぶりに、冬らしい寒さになりましたが、段々と春めいてきました。

陽気に誘われ、ボンヤリとあまり通らない道を歩いていると、庭先から実に可憐な梅の花が咲いていました。晴れた青空に映えた梅の花は実に美しいもので、思わず『デジカメを持ってきておけば良かった!』と後悔することしきりでした。

暖かくなって、どうもボンヤリとしがちのこの季節。いつもと違う道を歩いたりすると小さな春の便りなどを見つけたりすることができるかもしれません。これからもっと暖かくなると思うと、毎日の日差しの色合いが変わってくるのが楽しい季節。晴れた日などちょっと寄り道してみてはいかがですか?
おすすめCD
呉門琴韻
呉兆基 (古琴)
(HUGO : HRP 712-2)
中国の文人の音楽、文人の楽器として知られている古琴は、中国の音楽の中でももっとも内省的な響きを奏でます。「一音成仏」という言葉がありますが、ひとつひとつの音が弾じられ糸を引いて消えていくその姿。ふと生まれた音が遠い向こうに過ぎ去っていく。緩やかで最小限の線描が白い余白をより一層遠く、奥行き豊かな世界を感じさせる最高の水墨画のようです。

日本でも明治時代になるまで古琴はお寺で頻繁に弾じられていたそうです。明治時代にその伝統が急になくなってしまった理由と背景は定かではありませんが、その伝統が今にも残っていたとしたなら、もっとゆっくりと日々のこころを豊かに迎える暮らしができるようになっていたのかなと思うことがあります。

1908年湖南省生の生まれの呉兆基による古琴演奏は、将にそのような水墨画の世界、漢詩の世界を髣髴とさせる演奏をしています。ひとつひとつの音が実に端整で、聞けば聞くほど静かな世界へと誘われていきます。ひとり静かに月を見て、酒を酌む。その様子が思わず浮かんでくるような音楽です。

目線を遠くに見やり、こころ静かにさせてくれる音楽。その最高の演奏のひとつとして手にとってもらいたいものです。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
⇒ソフト情報・試聴可(Hugo Media Group)

Yangguan San Die : Parting at Yangguan
梁銘越 (古琴)
(WERGO : SM 1706 2)
1977年に発売されたこちらのタイトルで演奏しているのは、1941年北京の生まれの梁銘越。「酒狂」「仙人吐酒聲」「陽関三畳」等の古典の名曲が収められています。

録音当時、30代半ばだとは思えないほどしっとりとした演奏を聞かせてくれていますが、何よりもこのタイトルで素晴らしいのは、ブックレットの充実ぶり。ドイツのWergo社がベルリン民族資料館と共同で製作しただけあって、学術的にも非常に素晴らしいブックレットとなっています。76ページにも及ぶブックレットはドイツ語と英語で書かれていますが、写真や楽譜なども掲載され読み応え十分です。

案外入手しやすいタイトルだけに、初めて手にとる一枚としてお勧めのものです。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
⇒試聴先(MP3.com)
おすすめサイト
社団法人日本人形協会
移り変わる季節の節目節目を祝う記念日、節句。節句に飾られる節句人形は江戸時代から盛んになりいまに至っています。その節句に飾られる人形も色々。節句人形に関連する全国的な社団法人組織であるこちらのサイトでは、日本人形の生い立ち、人形の製造方法の紹介、五節句に関する解説や様々な豆知識が掲載されています。
人形のまるぎん
浅草の人形屋さんのページ。人形のひとつひとつの背景や購入する際の注意点に至るまで、人形に対しての愛情が溢れているサイトです。人形の修理やいらなくなった人形の供養の仕方まで非常に丁寧なページ作り。社長さんは、日本人形協会のマスコミ対応の窓口責任者も務めているとのことですが、自分のお店の紹介よりも先に、人形自体の普及を考えてのページ作りは素晴らしいの一言です。
昔の遊び
NTTドコモの運営する電子図書館。今ではあまり見かけなくなりましたが、道端で遊んでいた子供達。ちょっと昔まで普通に見られていた懐かしい遊びを、絵や写真を使って紹介しています。ひとつの遊びでも地方ごとに異なったルールや各種バージョンを見ていると、「アッ、自分のところはそうだったそうだった!」と思うところが多いです。駄菓子屋で売られていたおもちゃや食べ物なども紹介しています。
お知らせ
季節の区切りとなる節句の前後に満開となる梅の花。それまでの寒さから一転してきているのを日々感じる中で見ることができる花だけに、その姿を見ると季節の移り変わりにハッと思うことが多いような気がします。

中国からの影響が強かった平安時代では梅の花は春の花の主役でした。後に、桜の花に主役の座を譲ることとなっていますが、個人的には春が始まって咲き乱れる桜の花よりも、春の兆しを慎ましやかに伝える梅の花のほうが春の訪れ、春の歓びを感じます。

それと同時に梅の花を見ていると不意に口から出てくるのが、漢詩。春の歓びとともに、酒を酌む詩が思わず浮かんできます。





































































まだまだ寒いこの季節。酔いに任せて風など引かないように気をつけましょうね \(^o^)/
編集担当:中村 聡

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