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| 長谷川景光 ( 龍笛 ) ・ 田島和枝 ( 笙 ) |
| ( fontec : FOCD20026 ) |
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映画化された『陰陽師』の中で、武芸に優れた笛の名手として活躍していた源博雅。実際に天皇の孫として楽聖と称された歴史上の人物です。その源博雅が残したとされる『新撰楽譜』を復元したのがこちらの演奏です。
源博雅が活躍した当時の宮中では雅楽は「聴くお経」として、こころを洗い、善の心へと導くものととらえられていたそうです。雅楽と平安時代の雅楽は大幅に変化して、現代へ伝わっているとされています。演奏の素晴らしさが、より引き立てているのかもしれませんが、現代の雅楽よりもより一層、精妙で自然そのものといった感があります。
天と地の間を泳ぐ、「龍の鳴き声」を表したとされる龍笛。鳳凰を模し、「天から差し込む光」を表しているとされる笙。
ここに聴く音楽は龍笛と笙だけのシンプルな音楽ですが、平安時代の緑豊かな自然の風景が見えてくるようです。こころ静かに静かに。聴いているうちに善人になってしまうというのも納得できますよ (^^)
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| 中村明一 (尺八) ・ 宮下伸 ( 箏・十七絃 ) |
| ( fontec : FOCD3189 ) |
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縹渺とした静かな中から静かに浮かび上がってくる尺八の響き。その尺八の響きが、おぼろげな姿からやがてしっかりとした光を放ちはじめると同時に、箏の響きがたゆたってきます。その様子は、山裾から上ってくる満月、そしてその山裾にかかる雲の姿のようです。
ライナーノートで作曲者自身が述べている言葉。「輝こうとして輝くのではなく、むしろ光を篭らせながら静かに立ち昇っていく。」一曲目の『皎月』は、その言葉どおりの音楽になっています。無音の部分も多いのですが、その無音が凛とした緊張感とともに、心地よい静寂へと導きます。寡黙な音楽。その音楽に耳を傾けることで、より一層の音への驚きを体験できる一枚です。
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| 芝祐靖(監修・訳譜・四絃琵琶)・伶楽舎 |
| ( コジマ録音 : ALCD-2001 ) |
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昭和初期に正倉院で見つかった世界最古(747年頃)の琵琶譜といわれる「天平琵琶譜」。その楽譜を復元して演奏しています。その復元された楽譜『番假崇』。ここでは、その『番假崇』を三つのパターンで演奏しています。
1曲目は琵琶による独奏。2曲目は現在の雅楽楽器による唐楽スタイルの合奏。3曲目は正倉院復元楽器による合奏。独奏の琵琶をはじめ、合奏でのひとつひとつの楽器の響きは非常に魅力的です。特に、正倉院復元楽器の音は派手さはないものの、渋く底光りする響きとともに実に魅力的です。
渋くも、おおらかなときが流れる緩やかな音楽。西方の地から流れてきた音楽が、どのようなものであったのか。遠きいにしえに思いを馳せてみるのも良いかもしれませんね。
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