音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第24号 : 平成17年5月15日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2005/05/15 号
ご挨拶
GWの陽気から急にひんやりとした毎日が続いています。暖かいのか、寒いのか微妙なところで、どんな服装にするのが良いのかまごまごしがち。そのせいか、季節外れの風邪をひいてしまいました。ひき始めの早い段階で、ビタミンCをたっぷりとって、熱が出るまで酷くはならなかったのですが、結構堪えました(^^;)

5月はちょうど田植えのシーズン。田んぼに植えられた稲の苗たちも、風邪はひかないものの植えられたとたんの寒さでビックリしたに違いない、虫や動物たちも「何でこんなに寒いんだよー!」と文句を言っているに間違いないと思うことしきりでした。いやはや、肌寒かった。

これからはお天道様も戻って気持ちのよい毎日が続くのでしょう。季節のゆり戻しはもう無いことでしょう。来月には、梅雨入りとなり気持ちのよいお天道様はお預け。これからの2-3週間心地良い天気を満喫したいですね!
おすすめCD
イスタンブール・コンサート
Munir Nurettin Selcuk ( Vocal )
( ライスレコード : TS-5072 )
1899年生まれでトルコ音楽の礎を築いたとされているミュニール・ヌーレッティン・セルチューク。1930年代からトルコ歌謡の第一人者として尊敬されていたセルチュークが、1964年にイスタンブールで行ったライブCDです。

民族小アンサンブルに女声小コーラスの編成。その楽団を自ら指揮しながら、語りも交え歌っています。将に円熟の境地とはこのことか!といった感じです。メロウで甘い歌声、繊細で心をくすぐる優雅な歌いまわし。全てが最上級の演奏です。そして何よりも音楽が美しいことこの上ありません。そして、途中で観客に語りかけるトルコ語の美しさと言ったら!

世界広しといってもこれだけ、ダンディな大人の魅力を感じさせる歌い手はなかなかいません。民族音楽ファンのみならず、是非とも一聴を薦めたいタイトルです。
⇒ソフト情報・購入先(HMV.co.jp)
⇒別タイトル・試聴先(www.turkischweb.com)

トルコ歌謡の遺産 1955-63 Radio Recordings
Zeki Muren ( Vocal )
( ライスレコード : KLR-3401 )
1950年代からトルコ歌謡を代表する歌い手として人気の高かったゼキ・ミュレン。その彼の1955〜63年までのラジオ・レコーディングを集めた二枚組みCDです。

ジャケットからも感じられることですが、かなりスタイリッシュな歌い手。優男(やさおとこ)との言葉がピッタリで、女装などもして有名だった人。このタイトル。非常に凝ったCDの装丁で、彼の写真なども見ることができるのですが、雰囲気は王子様的なもの。そのため、日本で言うと及川光博ラインなのかも (^^;)

歌い手としての実力は、ピカイチで古典声楽とポピュラー音楽との橋渡しをした人物。映画にも出演し、数多くのヒットを飛ばした人物です。一般的には、ポピュラー音楽の側面に光が当たりがちのようですが、このCDでは古典歌謡の実力を存分に発揮していて聴き応えがあります。鮮やかなテクニックと軽く艶っぽい歌声にウットリとしてしまいますよ。
⇒ソフト情報・購入先(HMV.co.jp)
⇒別タイトル・試聴先(www.turkischweb.com)
おすすめサイト
1分間の悦楽 万華鏡の世界
万華鏡のサイトの中で最も充実した情報を提供しているサイト。ご夫婦二人三脚で万華鏡を製作していらっしゃる中村ご夫妻のページ。万華鏡の歴史から作り方、お店様の紹介に至るまでコンテンツはどれもどれも情報満載。中でも、「その他もろもろの」の各項目は、あまりにも面白いのでついつい全部読んでしまいます (^^)万華鏡なら必須です!
日本万華鏡倶楽部
日本最大の万華鏡愛好者(万華鏡の愛好家、作家、販売店など)団体の公式サイトです。日本各地での万華鏡手作り教室、公募展、入会方法などの情報が掲載されています。
インターネットラジオ
今回は、トルコの音楽サイトの紹介です。トルコの回線状態がまだ整備されていないのか、インターネットラジオサイトに限らずどうも回線が弱いようです。また、今回紹介するサイトは全てラジオ試聴の際のファイル拡張子が [ pls ] になっています。そのため、次の三つのどれかの作業が必要になります。

★日本ではなじみが薄いフリーウェアのメディアプレーヤー“Winamp”をダウンロード/インストールする。もともとは日本語版はありませんが日本語化のツールが入手できます。

★ラジオのリンクをしたときに、ファイル処理確認画面が出てきたら、“RealPlayer”を既定のプログラムに指定する。

★“RealPlayer”の上のメニューから [ツール]→[環境設定]→[カテゴリ]→[コンテンツ]→[メディアの種類]→[その他のメディア] に進んで[ その他のメディア] の中 [ pls ] にチェックを入れる。

“RealPlayer”を既定のプログラムに指定することができれば、問題ないのでしょうが、三番目の“RealPlayer”の作業はパソコン操作になれていないと分かりづらいかもしれません。“Winamp”は、使いやすいメディアプレーヤーなので、インストールしていて損のないソフトだと思いますので、ご利用なってみてはいかがでしょうか。
Radyo 7
トルコ : 音楽全般(古いポピュラー主体)
[RADIO 7 : Canli Yayin]と書かれている画像をクリックするとLiveで聞くことが出来ます。基本的に、古めの音楽がずっとかかっているようです。繋がったら切れることなく安定します。音質もなかなか良好。一番、古典に近い音楽がかかる比率が高いです。

Radio Mazaj
トルコ : ポップス
[Listen Now]という画像、または左のコンテンツの[Listen]からクリックするとLiveで聞くことが出来ます。回線はかなり安定しています。音質もなかなか良好。現地でヒットしているポップスが主体。英語ページなのでまだ分かりやすい。

IGMG.FM
トルコ : 全般
左のコンテンツの[Canl? Yayin]の項目をクリックすると別ウィンドウが開いて、または直接メディアプレーヤーが開いてLiveで聞くことが出来ます。回線はかなり安定しています。音質もなかなか良好。ニュースなど音楽以外の放送も流れていますので、トルコ語を聞きたい人には良いかも。
後 記
先だって知り合いと久しぶりにトルコ料理店に行って、美味しい料理を堪能しました。世界三大料理と呼ばれるのは、フランス料理・中華料理・トルコ料理の三つ。日本人にはあまりトルコ料理は馴染みがありませんが、最近では、代表料理のひとつドネルケバブの移動販売車が東京で数多く見ることができるようになりました。トルコ料理は、肉料理も美味しくスパイスもきつ過ぎず、案外さっぱりと食べやすい料理です。

アジアとヨーロッパの境界であるトルコ。日本とは遠く離れていても、日本とはとても太い絆で結ばれている国であることはあまり知られていません。

日本とトルコとの両国友好の始まりは、1890年のトルコ軍艦エルトゥールル号の遭難事件 (詳細:Wikipedia)。エルトゥールル号は、トルコから明治天皇との謁見などの任務を果たすために、11ヶ月かけて日本に到着。その帰国の途上、台風で紀伊半島で難破し、約600人もの死者を出しました。その遭難に際し、地元の漁村の方は献身的な救助活動を行い、生存者は日本軍艦で帰国の途につきました。その日本での救援と日本政府の尽力に感謝したトルコは、親日国になります。

それからの長い年月の間に両国の間には、興味深いことが数多くありましたが、日本人は、その事件のことをすっかり忘れていました。そして事件から95年経った1985年。イラン・イラク戦争でテヘランから出国できず危機的状況にあった在留邦人を救出するためにテヘランに飛んだのは、日本政府の飛行機ではなく、トルコの飛行機でした。在留邦人はそのトルコの飛行機のおかげで出国に成功しました。そして、なぜトルコ政府が飛行機を飛ばしたのか。トルコ政府の答えは、次のものでした。

「エルトゥールル号のお返しです」

現在、アジアとヨーロッパを分かつボスポラス海峡にかかっている大橋のうち1988年に建造された第2ボスポラス大橋は、日本の援助を受けて完成しました。それとともに、ボスポラス海峡の地下に2007年完成予定の海底トンネル工事が進んでいます。これも日本によって工事は進んでいます。

アジアとヨーロッパとを繋ぐ初めてのトンネル。おそらく、これから長らく伝えられ、観光名所とになるのと共にアジアとヨーロッパの通商で大きな変化をもたらすもののひとつになるのでしょうが、その背景をふとそのときに思い浮かべてみるとまた違った見え方になるかもしれませんね。

参考資料 : エルトゥールル号遭難事件(Flash)
編集担当:中村 聡

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