音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第25号 : 平成17年6月1日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2005/06/01 号
ご挨拶
走り梅雨ともいえる空が五月末には続いていました。本格的な梅雨はもうすぐそこです。シトシトと雨の降り注ぐ梅雨。案外この季節は、好きな季節です。雨の音を聞きながら、ボンヤリとするひと時は、なかなか得がたいものです。

以前、頻繁に鎌倉に行く機会がありました。この季節、鎌倉は紫陽花が咲いて大賑わいです。私も時間を作って、北鎌倉の紫陽花の名所、明月院をはじめとするお寺を訪れるのが毎年の恒例になっていました。

実家でも、紫陽花が植えられていました。傘を差しながら学校から帰ったとき必ず紫陽花は目にしていました。そのときの何気なく「綺麗だなぁ」と感じたのが、紫陽花に親近感を感じる原体験なのかもしれません。しっとりとした空気、余計な雑音もくるんでしまうかのような雨の音。そして雨に濡れた紫陽花の姿。梅雨は梅雨で楽しいものです。
おすすめCD
山内昌徳 独演会
山内昌徳 ( 唄・三絃 ) etc
( マルフクレコード : F25-1 )
沖縄民謡界の中で一番の美声を聞かせる唄者として知られる山内昌徳。1911年生まれで、1950年代の後半に大ヒットした「ナークニー」で特に知られています。百年に一人の美声とまで称される優雅でしなやかな歌声。すっきりとした気品のある歌声に、耳を傾けていると心が軽くなり、心地良い波風が吹いてくるようです。聞き手が音楽を受身で聞いていくというよりも、何時の間にか懐深くに招き入れられ、どんどん耳が澄み切っていくかのようです。

まとまった音源が出ていないのが残念なのですが、その代表作として推薦できるのがこちらのタイトル。ある意味、これだけ“引き”の音楽で聞かせる人は本当の意味での手練中の手練だと思います。彼の唄には、『衆人愛敬』との言葉がピッタリです。沖縄民謡を聞くときには、是非一度手にとっていただきたい一枚です。
⇒ソフト情報・購入先(@TOWER.JP)

琉球民謡の神髄 照屋寛徳
照屋寛徳 ( 唄・三絃 ) etc
( マルフクレコード : ACD-34 )
なかなか情報も無く、試聴もできないジャンルのソフトを購入するとき、判断材料にしているのがジャケット。もちろん、ソフトとして発売されるまでには様々な案が出され、ジャケットは決定されているのでしょう。それだけに、ジャケット写真にはその演奏家がもっとその演奏家らしい表情をした写真が選ばれていると考えることが出来ます。その表情、特に立ち姿。余計なことを考えずに、ジャケットから伝えるものだけを頼りにするとまず間違いのない買い物が出来ます。

そのジャケット買いで購入したのがこちらのタイトル。派手さはありませんが、重鎮として知られる演奏家。ジャケットの写真で見るように、地味ではありますが、篤実なお人柄が偲ばれるようで、実にバランスの良い演奏となっています。噛めば噛むほど味わいが出て、安定感が抜群です。

沖縄民謡には他にも様々に素晴らしい唄者はいます。それでも、照屋寛徳のような安定感とバランスの良い唄者が重鎮として活躍していることで、彼らもまたより一層引き立っているのでしょう。通好みなのかもしれませんが、等身大の沖縄民謡、その最も良質なものとして推薦できるものです。
⇒ソフト情報・購入先(@TOWER.JP)

宮古民謡特集 国吉源次
国吉源次 ( 唄・三絃 ) etc
( マルフクレコード : F25-3 )
宮古島民謡は沖縄本島、八重山との間に挟まれそれほど知られていませんが、数多くの名曲が残っている島です。その宮古島民謡の第一人者が1930年生まれの国吉源次です。小さいときから唄が大好きで、のど自慢大会荒らしとして知られていました。昭和42年のNHK「全国のど自慢大会」に沖縄代表として出場してからは一気にその実力が評判になりました。

70歳を超えてからビクターから発売されたタイトルでの枯れた味わいも素晴らしいものがあります。ここで紹介するのは、声の伸びやかな艶が乗った頃のもの。しなやかに歌い継がれていく声の色合いは素晴らしいの一言です!

国吉源次はライブで、離島の伊良部の女性と宮古本島の男の人の恋を唄った名曲「伊良部トーガニー」を歌うとき、思いあまって何度詰まってしまうことがあったとの逸話でも知られています。その逸話もさもありない。写真に見る彼の姿を見ると純粋且つ、誠実極まりない表情。それでいて、飄々として親しみやすさが滲み出ています。その体全体から滲み出てくる温かさが音楽と共に伝わってきます。
⇒ソフト情報・購入先(@TOWER.JP)
⇒試聴先(オキナワカルチャーアーカイブ)
おすすめサイト
鶴岡八幡宮
鎌倉のシンボル『鶴岡八幡宮』のホームページ。情報が実に充実していて、非常に見やすいです。写真も数多く掲載されています。一度訪れたことがある人なら、すぐにそのときの雰囲気を思い出すことができるはずです。境内で催される神事・お祭りの紹介もわかりやすく、バックナンバーもある開花情報の写真など実に素晴らしいです。
北鎌倉なま情報局
北鎌倉の八寺院、北鎌倉に咲く花々、商店の紹介や北鎌倉にまつわる面白い話などなど。北鎌倉に関する情報が分かります。観光に訪れる際の注意点などは、知っている人には当然でもの貴重な情報。地元の人ならではのきめ細かい情報が参考になります。
鎌倉ランチのバイブル
「2000円以下で、おいしく気分良くランチが食べられる」を楽食の定義として鎌倉在住の楽食隊が今日も行く行く!地元3人のクリエーターが食したお店を紹介。お店で出された料理のイラストがひとつひとつ丁寧に描かれて、いかにも美味しそう。これだけ充実した情報を集めたことに感服することしきり。とうとう自腹で自費出版にまで大評判になっているのも納得です。
インターネットラジオ
インターネットラジオで使いやすいソフトはいったいどれなのだろう?

皆さんのパソコンの中には“WindowsMedia Player”や“Real Player”などが入っているかと思います。しかし、その使い分け、長所・短所はいまひとつ判り難いもの。そこで今回は、主要な各メディアプレーヤーの長所・短所についてまとめることにしました。どれが、インターネットラジオ用に良いソフトであるのかは、各自異なるかと思いますがご参照ください。

Winamp 5
長所動作が軽くて回線に対しても強い。シンプルな作り。老舗中の老舗。
短所日本語化に別途設定が必要。音質は並。
日本語での表示が無いので、日本ではそれほどポピュラーではありませんが、音楽プレーヤーソフトとして最初期の段階から使用されていたフリーソフトです。回線が細くても案外安定しているように感じます。日本語化するには、別途フリーウェアを導入する必要があるのと、音質が並止まりであるのが弱点ではあるものの、インターネットラジオ用のソフトとしては一番お勧めかもしれません。私は、音質を気にかけず“ながら”で聞くときは、これがメインになっています。
参考ページ
Win32工作小屋 - Winamp日本語化キット
1から始めるWinamp

Real Player 10
長所動作が軽くて回線に対しても強い。日本語対応で多機能。
短所有料版を薦める広告やアップデートのお知らせが邪魔。音質も並。
基本設定で日本語対応しているソフトを使ってインターネットラジオを楽しむとするならば、一番のお勧めでしょう。ライブ放送されているインターネットラジオも、ポーズ、巻き戻しができるのはかなり便利。どうにかして有料版を購入させようとあの手この手を使っているので(^^;)、その点だけはカスタマイズが必要なのでご注意。音質的には期待できませんが、安定性と動作の軽さが最大の魅力です。

i Tunes
長所音質に関しては最高 !! PC用の音源再生もここまで来たのかと思う感激物。iPodに対応。
短所やや動作的に重い。回線に対してもそれほど強くない。
音質的にはiTuneが最高です。iPod対応もしており、最新のPCでしたら全く問題なく動作できます。そのため、動作的な問題がクリアできるのであるならば、iTuneがベストです。基本的には、iPodやハードディスクに取り込んだ音楽情報を読み取るのを目的にしていますので、そちらの用途ではこれ以外に選択の余地は今のところないといってよいでしょう。

Windows Media Player を入手する
Windows Media Player 10
長所音質も良く多機能。天下のMicrosoft様ですから (^^)
短所動作が重くて、デザインも含め使い心地も良くない。なにせ天下のMicrosoft様ですから (^^;)
天下のMicrosoft様のメディアプレーヤー。音質・画質ともなかなか良い。多機能で魅力的な部分が無いわけでもないが、しかしソフトそれ自体としてはかなり動作が重い。インターネットラジオ用としては快適とはいえない。
お知らせ
以前、メールマガジン Vol. 22 の[雑感] で紹介しました森作りの話。『潜在自然植生』と呼ばれる、日本古来の森の姿は、鎮守の森などに残っていると言われていますが、現在の国土の 0.06% しかその面積を占めていません。木が沢山あってもそれ以外の森は、人間の手によって改変させられたものなのです。

潜在自然植生に即した安定した森は、自然災害にも強く、人間の手を入れる必要の無い安定した森です。それが本来の森の姿のはずです。その森を少しでも増やしていこうと活動を続けているのが、宮脇昭氏です。彼の著作を読み心から感銘を受けていたのですが、今度、NHKで集中的に彼の講義を見ることができることになりました。

何をもって自然とするのか。今、日本で自然環境として何を考えなければならないのか。数多く示唆を与えられることがあろうかと思います。是非とも【SMAP×SMAP】なんか見ないで (^^;) チャンネルを合わせてもらえたらと願っています。
NHK知るを楽しむ 『日本一木を植えた男 : 宮脇 昭』
2005年6月6日〜7月25日 : 教育テレビ
月曜日10:25〜10:50
翌週月曜日05:05〜05:30
翌月水曜日26:00〜26:25
編集担当:中村 聡

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