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| おすすめCD |
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| Joao Gilberto ( Vocal & Guitar ) |
| ( ユニバーサル インターナショナル : UCCJ1005 ) |
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非常に気難しいことでも知られているジョアン・ジルベルト。2003年の初来日は奇跡の来日と言われ、そのコンサートは近年稀に見る大成功となり、既に伝説と化しています。ジョアン・ジルベルトは、このコンサートについて「これこそ私が求めていた観客だ!」と心からの賛辞を日本の観客に示し、そのライブをCD化したのがこのタイトルです。
このアルバムは正直言って、一般的にリラックスして軽く聞き流すことのできるボサノヴァではありません。それよりも遥かに美しく結晶化された音のひと粒ひと粒と言ってよいかもしれません。何しろ、聞いているうちに聞こえてくるのは音楽ではなく、その音楽の背景にある静かな無音なのです。
聞けば聞くほど、部屋の空気が静まっていく。音楽が奏でられている間に音はなく、音楽が奏で終わっても音楽が静かに流れている……。
酒場で歌われるボサノヴァ。それが本来のボサノヴァであって、ここで聞くボサノヴァは、あまりにも結晶化されすぎた演奏なのかもしれません。しかし、聞き終えた後の充実感は将に最高のボサノヴァを聞いた喜びに満たされること間違いないと言ってよいです。最高です !!
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| Arsenio Rodriguez ( Vocal & Tres ) |
| ( ソニーミュージックエンタテインメント : MHCP-798 ) |
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1911年生まれのアルセニオ・ロドリゲス。盲目の彼は、1950年くらいまではキューバを中心に活動。その後は目の治療のためもあってニューヨークで活動することになりますが、キューバ音楽の礎、サルサの礎を築いた巨人として大きな尊敬を受けている演奏家です。彼の音楽の特徴は、何よりも黒人音楽の色合いが濃いこと。彼の祖父は、西アフリカのコンゴから連れられてきた黒人奴隷であったため、色濃くその血が流れていたということなのでしょう。
このアルバムのタイトルは、コンゴの言葉で「ごちゃ混ぜ」という意味。そのタイトルから分かるように、彼のアルバムの中でも特に、アフリカの色合いが濃い作品で彼の代表作と言われているものです。腰の強いリズム感と溢れ出るエネルギー。キューバ音楽のルーツを知る上で聞き逃せない一枚です。
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| Cartola |
| ( BMGジャパン : BVCM37260 ) |
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1908年生まれのカルトーラ。1920年代からサンバのチームの名門中の名門『マンゲイラ』の創設に関わり、カーニバルのための音楽を書くライターとして活躍していました。しかしながら、その音楽があまりにも独特で時代を先駆けたものであったため、通のみが知る存在だったようです。しかし1950年代に映画『黒いオルフェ』に出演したことから、徐々に表舞台に出ることになり、とうとう1970代に歌手としてデビュー。数多くのヒット作を生み出し、ブラジル・ポピュラー・ミュージックの人間国宝として誰もが知る存在として尊敬を集めました。
彼の音楽は、60代とは思えない声のハリ。それでありながら歌声自体は、実に渋い声です。その渋い歌声に、ほんの少し苦味の入った歌いまわし。そして心に染みるメロディーライン。底光りするブラジル音楽の魅力をここに聞くことができます。
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