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| おすすめCD |
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| アンドレス・セゴビア ( ギター ) |
| ( MCAビクター : MVCC-1 ) |
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ギターがクラシック音楽の楽器として認められる地盤を作ったセゴビア。そのセゴビアの業績の中でも最も重要なのが、バッハ演奏です。ギターによるバッハ演奏は、セゴビアに始まりセゴビアに終わる。そのように言って全く差し支えないほど至高の演奏とされています。
情熱を秘めながら格調高く、優しく包み込むようなセゴビア独自の音色。実際には大きな音ではなかったものの、独自の奏法によってホールの隅々にまで非常に良く通る音であったと言われています。その音色とともに、セゴビアの滋味深い語り口は、声高に語ることはなく、高雅な気品があります。特に「シャコンヌ」は、ヴァイオリンよりもギターで演奏するのが正しいのではないかと思えて仕方がないほど素晴らしい演奏です。アコースティック・ギター好きなら一度は耳にしていただきたい演奏です。
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| ファン・カルロス・リベーラ ( キタローネ ) |
| ( LINDORO : MPC-0704 ) |
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クラシック音楽を聞いていると、楽譜を“正しく”演奏することばかりに捕らわれて自在な心がなくなった演奏が沢山あります。その一方で、時代考証をしっかりと行った演奏で「学術的にもしっかりと研究をした裏づけがあるから、後は心の感じるまま自由に演奏してやれ!」と開き直ったかのような (^^;) 演奏が時々あります。その開き直りが困った結果になっているものもありますが結構耳に心地良いものもあります。
ここで演奏されているのは、ふっくらとした低域が特徴となっている大型のリュートであるキタローネ。そのキタローネを使っての演奏は、将に歌、歌、歌。しみじみと歌い上げるその様子は、まるで演歌か浪花節か !? と思えるほど、心に情感を保ちながら演奏しています。唸るかのように歌い上げテンポも装飾音も自由自在。夏風の中、優しく暖かな日差しをかすかに感じながら聞いているかのようです。温故知新の精神を保ちつつ、自在な心。数あるバッハ演奏の中でも、知る人ぞ知る名盤だと言って良いでしょう。
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| Bach: Partita & Suites / Filomena Moretti |
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| フィロメーラ・モレッティ ( ギター ) |
| ( TRANSART : TR133 ) |
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鮮やか !! たまたま耳にしたこのフィロメーラ・モレッティの演奏はその一言につきました。バッハの名曲をほとんど即興かと思えるほど自由自在に、かつ目にも耳にも鮮やかな疾走感を持って演奏しています。圧倒的な切れ味を持ったテクニックで早いパッセージをコレでもか!コレでもか!とばかりに描き上げています。
一般に、早弾きのテクニックは、技術的な側面ばかりが強調され、味わいがいまひとつ足りないもの。しかしこの演奏では、その技術がけれん味なく生かされています。太陽を体一杯に感じ、情熱タップリに人生を描き上げるバッハ。縦横に天駆けるバッハとでも言えるでしょうか。ある意味ショッキングなまでの鮮やかさを持った演奏で、好き嫌いは分かれるでしょう。内省的な味わいとは趣を異にしますが、お勧めの一枚です。なんとこの演奏が、ライブ録音であるというのは更なる驚き!
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