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| おすすめCD |
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| J.S.Bach : ゴルトベルク変奏曲 [弦楽合奏版] |
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ドミトリ・シトコヴェツキー指揮 ニュー・ヨーロピアン・ストリングス |
| ( Nonesuch : WPCS21209 ) |
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グールドの絶対的な演奏で知られるゴルトベルグ変奏曲。もともとは不眠症のゴルトベルグ伯爵のために書かれた作品。眠れぬ夜をやり過ごすために作られたものと言われています。この曲は、眠りを誘うものとはやや言いがたいものではありますが、バッハによる最高の品質のBGMと言っても良いのかもしれません。
グールドによる演奏は、刺激的な部分がありますが、この弦楽合奏の演奏はそのBGMとしての要素が最も生かされたものです。シトコヴェツキーの両親がグールドの演奏の愛聴していたことから、自分でも弦楽で演奏したいとの思いから編曲へと及んだようです。一見、機をてらったようでいながらその演奏は実に端整です。もともと弦楽合奏が基本だったのではないかと思えるほど自然です。実に心地良い風のように音楽を感じるお勧めの演奏です。
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| クイケン・アンサンブル |
| ( BMGファンハウス : BVCD-38132 ) |
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フリードリヒ大王に呼ばれた席でいとも簡単に即興で6声のフーガを演奏したバッハ。後にバッハは音楽の中に王を湛える暗号(言葉遊び)を入れながら≪音楽の捧げもの≫を出版しました。その音楽をここで演奏しているのは、古楽演奏でその緒となり名演奏家として名高い、クイケン三兄弟とコーネンが演奏したものです。
1974年にグスタフ・レオンハルトとともに演奏した同曲の演奏も高い評価を受けていましたが、それよりもより自在に豊かな感興を持つ演奏となっています。古楽演奏では学究的な要素を強めた結果、いまひとつ面白みに欠けることがありますが、この演奏ではそのような影は全く見られません。それも、クイケン兄弟たちが長年この曲を演奏し続け自らの物としているからこそなのでしょう。音楽する喜びが全編を包んでいる名盤中の名盤。≪音楽の捧げもの≫を聞くとき、一番最初に手に取って間違いのない演奏です。ライナー・ノートも充実しています。
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| Savall & Hesperion XX |
| ( ALIA VOX : AV9818 ) |
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バッハの最後の作品として、未完で終わった≪フーガの技法≫。演奏する際の編成が示されていないため、様々な編成での演奏が残されています。チェンバロやオルガンでのソロ演奏が多いのですが、小編成での合奏なども出ています。その中でも異色作でありながら高い評価を受けているのがサヴァールと Hesperion XX によるもの。管楽器とヴィオラ・ダ・ガンバの各4人の編成による演奏です。
この曲は、バッハの技術の限りを尽くしたものであるだけにある意味とっつきにくいものとなりがちです。しかしこの演奏は、ゆったりとしたテンポで最高のルネッサンス音楽を聞いているかのようです。単純で簡単なメロディーが管楽器とヴィオラ・ダ・ガンバが交互に絡みつつ、浮かんでは消え、消えては浮かんできます。辺に各楽器が溶け合わないことが逆に、様々な音色で空間に千変万化の様相を描き出していると言えるでしょう。実に高雅というか幽玄な名演です。
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