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| Chembai Vaidyanathan Bhagavathar |
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Chembai Vaidyanathan Bhagavathar ( Vocal ) M.S.Gopalakrishnan ( Violin ) T.V.Gopalakrishnan ( Mridangam ) etc |
| ( RPG : CDNF 147732 ) |
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南インド古典音楽、カルナーティック音楽の横綱と言える大演奏家。パワフルで響き渡るヴォーカルでありながら、非常に緻密なテクニックと共にグイグイと引っ張る展開力が非常に素晴らしいです。天衣無縫。豪放磊落といった言葉がピッタリです。
ジャケットで見るとまるで大黒様のようで福々しいしい限り。一時期、全く声が出なくなり演奏活動が出来なくなった時期もありましたがアーユルヴェーダ治療を続け復帰。77歳で逝去するこまで精力的に音楽活動を続けました。。
何よりもその声のパワーは圧巻の一言です。衒いもなく轟き渡る声は、拡声器みたいだと称されることもあったそうです。赤ん坊が思いっきり泣いている声は、大人からすると絶対に真似の出来ない率直な声。大人の中の大人でありながらその丸裸の赤ん坊の泣き声のように率直で輝かしい声です。それとともに堅牢な構成感には聞いているうちに体の奥から元気が次から次へと湧き出てくること間違いありません。
カルナーティック音楽を聞く上で彼を抜いて語ることは出来ません。
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| Maharajapuram Vishwanatha Iyer |
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| Maharajapuram Vishwanatha Iyer ( Vocal ) etc |
| ( RPG : CDNF 147914 ) |
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高い声域からカーン!と澄み切った声で演奏を始めるマハラジャプラム・ヴィシュワナータ・アイエール。実に穏やかで晴朗な歌い回しが素晴らしい演奏家です。チェンバイが東の横綱だとしたら、彼は西の横綱と言って良いでしょう。
最晩年は演奏会活動から引退して、もっとも尊敬する作曲家を祀るお寺で毎日毎日神様に対して歌を奉納していたという逸話からも、頭を低く感謝の念で溢れる歌声を想像していただけるのではないかと思います。特に十八番中の十八番とされていた“Mohana”と呼ばれる旋法を使った曲ではもう至高としか言いようがないものになっています。清々しく薫り立つ空気を胸一杯に吸い込み、穏やかなこころ。
1900年代前半に活躍した演奏家だけに音源はなかなかありませんが、聞いているこちらも感謝の気持ちが溢れてくるような演奏家です。
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Ramnad Krishnan ( Vocal ) V.Thyagarajan ( Violin ) T.Ranganajan ( Mridangam ) etc |
| ( ワーナーミュージック・ジャパン : WPCS-10722 ) |
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往年のカルナーティック音楽の大演奏家達は、それぞれ独自の個性・魅力を放っています。その点、ラムナッド・クリシュナンの個性は非常に控えめです。ある意味ありきたりの演奏に聞こえてしまう側面もあります。しかし、聞けば聞くほど彼の演奏の素晴らしさがわかってきます。言うなれば正攻法の中の正攻法。中道を極めた最高のバランス感を持った演奏家と言って良いのかもしれません。
実際、その系譜を調べると彼の師はカルナーティック音楽の本流中の本流。その本流の音楽を変に個性で色を付けていくのではなく、じっくりと年を重ねることで熟成していった演奏家です。特にその演奏の中でも今回紹介したタイトルの2曲目の≪Aksayalingavibho≫は秀逸の一言。ヒタヒタと音楽的感興に満たされていきます。
カルナーティック音楽のソフトでよいのはなかなか手に入りにくいのですが、このタイトルは1970年代から手に入りやすかった物。スタンダード中のスタンダードがもっとも手に入りやすかったというのは非常にラッキーなことだったといまにしてみると思えます。
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| K.V.Narayana Swamy's Thyagaraja Samarpanam |
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K.V.Narayana Swamy' ( Vocal ) R.K.Sreeramkumar ( Violin ) J.Vaidyanathan ( Mridangam ) etc |
| ( AVM : CD-093 ) |
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2001年1月1日。私は南インドのチェンナイでその日を迎えました。その日のカルナーティック音楽のコンサートはいまでもまざまざと覚えています。その日の演奏は、K.V.ナラヤーナスワミでした。実を言うとその日の演奏はそれほど期待していませんでした。CDやカセットで聞いていた若いころの演奏ではピンとこなかったからです。しかし、実際に聞いてみて本当に驚きました。この時代にこれほどまでの素晴らしい音楽を演奏する方がいたということに。
一言で言うと『滋味』。おじいちゃんが赤ん坊の孫を大事に大事に愛しい目であやしているかのような。その滋味が音楽から溢れてくるのです。会場はその滋味で満たされて「幸福感」そのものとなっていました。芸能の最高の境地は寿福長寿だと思っていますが、まさにその寿福長寿そのものが音楽として奏でられていました。
改めて音源をそろえてみたところ、どうやら1990年代ぐらいから大化けしていたようです。今回紹介した音源の≪Hechcharikafa Ra Ra≫は時間がまるで止まってしまったかのような幸福感。是非とも一度耳にしていただきたい演奏家です。
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Madurai Mani Iyer ( Vocal ) T.N.Krishnan ( Violin ) Vellore Ramabhadran ( Mridangam ) |
| ( RPG : CDNF 147894 ) |
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水面すれすれを低空滑空し、再び空へと鳥が舞い上がっていく姿。マドゥライ・マニ・アイエールの演奏には、鳥たちの低空滑空のスピード感を思わせるものがあります。
まだ、カルナティック音楽の演奏家のことをそれほど知らなかった頃、たまたま買ったカセットテープが、彼の演奏でした。伴奏しているヴァイオリンとの掛け合いと軽やかにギャロップする太鼓(ムリダンガム)。低空滑空によって、地平の遠くまで晴れやかに真っ直ぐと伸び続けて行く。聞き手は、その鳥に乗って、空を飛んでいきます。その爽快感と、ワクワクとする気持ちといったら!
このタイトルでは、黄金のトリオとしか言いようのない3人によって演奏されています。その3人が相乗効果を生みだし、天才的なパッセージが次から次に繰り広げられます。軽やかに飛翔し続ける演奏は将に圧倒的なものです。
これ以外にもタイトルは出ていますがこのタイトルが一番のお勧めです。
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M.D.Ramanathan ( Vocal ) T.N.Krishnan ( Violin ) Vellore Ramabhadran ( Mridangam ) |
| ( RPG : CDNF 147895 ) |
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M.D.ラーマナータンの一番の特徴は深々と響く低い声と広々と壮麗な空間を感じさせる構成感。ゆっくりというよりも実に大きなテンポの中で音楽が展開していきます。
もっとも得意としていた曲などを聞くと、その荘厳な演奏はガッチリとした土台に何段も何段も組み上がっていく南インドの雄大な寺院を思わせます。まるで大きなガネーシャ神(ゾウの顔をした神様)がドシンドシンと見事な踊りを披露しているかのようです。丹田に音楽の深さがズシンときます。
ちなみにステージマナーは、結構問題があったらしく演奏会が終わる前にもじもじしているお客さんに対して説教したり、思いっきり鼻をかんだりすることもしばしばだったとか。。。(^^;) それも前時代的な空気感とも言える鷹揚な時間の中で音楽と向かい続けていたからなのでしょう。
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