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| おすすめCD |
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アレ・メッレル, レーナ・ヴィッレマルク ペール・グッドムンドソン (ヴォーカル, フィドル etc) |
| ( ノルディック ノーツ : DHN1032 ) |
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“自由な足”を意味するフリーフォート。それぞれ素晴らしい演奏家として評価されつつ、1987年からグループとしても活躍している個性・実力派ミュージシャン三人組みです。フリーフォートとしての活動してのタイトルはこれが4枚目ですが、フリフォートとして以外にもジャズ的な要素を強調したものやプログレッシブ的要素を強めたプロジェクトなど行っています。彼らにとってフリーフォートは古き良き時代のスウェーデン音楽を伝えるグループとして位置付けられているそうです。
ここに聞く音楽は、勢い良く流れつつ歌うべきところはタップリと豊かに歌う。彼らのタイトルの中でも最もシンプルな音楽作りでありながら、伝統を感じさせるヴォーカルとフィドルの合奏が独特のアクセントのある変拍子で心地良く伝わってきます。この不思議な疾走感溢れるリズムは和太鼓などで聞くリズムにも似て、元気を与えてくれる演奏です。ゆっくりとした曲も、アルバム・タイトル名の意“煮込み鍋”そのままに、心の心からから温かくしてくれます。
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| ヴァルティナ |
| ( RCA Victor Records : 09026632622 ) |
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フィンランドのカレリア地方のトラッド・ミュージックを紹介するフォークバンドのヴァルティナ。ブルガリアン・ヴォイスにも似たパワフルなヴォーカルにフィドルやアコーディオンなどの様々な楽器が絡まり、現代風のアレンジを加えています。彼らのそれまでのタイトルと比べるとポピュラー音楽的要素が強くなっている気もしますが、一曲目などはその配合が見事で将に圧巻。北アフリカのマグレグ調のパーカッションにアクの強い女性ヴォーカルがパワフルに乗っかります。
それぞれの曲が独自の顔を見せ、次々に音楽の見せる風景が変わっていく様子は見事の一言。彼らの一番の特質とも言えるのはパワフルな音楽の推進力。最新の物では、だいぶこなれてきてそれを評価する向きもありますが、まだ荒削りの部分を残したこのタイトルは彼らの強みが一番活かされていると言っても良いかもしれません。
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| ヤァラルホーン |
| ( ノルディック ノーツ : DHN1031 ) |
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1997年のデビュー作から北欧のトラッドで注目の的となったヤァラルホーン。その三枚目のアルバムがこちらです。北欧神話を背景にしたテクストを駆使した音楽は、フィンランドとともにスウェーデンの香りも色濃く残した音楽と称されています。フィンランド音楽としてフィドルや伝統楽器を使いつつ、実に鮮やかな音をつむぎ出していきますが、特異な音作りに一役買っているのがディジェリドゥ。オーストラリアのアボリジニの楽器ですが、北欧神話の角笛にも通じる荘厳な響きが素晴らしい効果を出しています。それ以外にも、透き通った伸びのある歌声がまるで、フィンランドの美しい湖のように瑞々しい魅力を放っています。
アルバムのコンセプトはグリム城の迷路を抜け出せた者は幸運を得られるという説話を元にしたもので、それまでのタイトルと比べて深々とした空間を感じさせるゆとりがあります。精神的な部分に光を当てたと賞賛されることが多いのですが、それまでの独自の音作りをより進化させ、内省的な広がりを持った音楽になっているからなのでしょう。
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