音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第50号 : 平成18年6月15日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2006/06/15 号
ご挨拶
梅雨空が続いてひんやりとした日が続いています。蒸し暑くて寝苦しいのに比べると案外過ごしやすくて程よい湿度は心地良かったりします。

しかしもう1ヶ月もすると夏なんですねぇ。夏の日差しも高地に行くと清々しい日の光。木々の緑の合間から実に美しい光と影のコントラストを作ってくれます。

個人的には鬱蒼とした山奥にテントをしょってボンヤリとするのが好きなのですが、軽装備で分け入ることができる尾瀬なんかは一般に薦められるかもしれません。

それほど急勾配もない道。道々に咲く高山植物の数々。もちろん歩いているうちに汗びっしょりになってしまうこともありますが、自然の中で汗をかくと気持ちよいものです。早めに夏休みの予定のひとつとして考えてみても良いのでは?
おすすめCD
ポエマ・オン・ギター : バーデン・パウエル
Baden Powell ( Guitar ) etc
( ユニヴァーサル : UCCU-9220 )
ブラジル屈指のギタリスト、バーデン・パウエル。1960年代から活躍していた彼は60年代後半からその拠点をヨーロッパに移します。拠点を移すきっかけになったのが1967年のベルリンでのライブ。そのライブの後に録音されたのがこの作品です。バ-デン・パウエルというと迫力ある超絶テクニックと共に繊細な音楽作りが特徴です。その繊細さはヨーロッパに行くことでより磨かれていきますが、拠点を移してから体調を崩しがちであったため1970年前後が一番彼の良い時期と言う人も多いようです。

60年代のテンションの高い演奏を繰り広げていたバーデン・パウエルにしてはかなりライトな演奏にはなっていますが、それが非常に良い方向に出ています。若さと夢溢れていたバーデン・パウエルのリラックスしながらも洗練された疾走感。聴いていて軽やかな音の連なりがとても心地良いです。多作の彼のアルバムの中ではやや陰に隠れがちですが彼の代表作のひとつと言ってよいでしょう。
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ヴァガメンチ : ワンダ・サー
Wanda Sa ( Vocal ) etc
( Bomba : BOM826 )
いまでは大御所となって活躍しているヴァンダ・サーの1964年のファースト・アルバム。ほんの少しかすれた繊細でちょっと幼い歌いまわし。それが不思議な魅力を持った名盤としての誉めれ高いものです。ちょっと不安定になりそうで崩れない儚さ。アンニュイでありながら若さゆえの率直な輝き。ヴァンダ・サーはこの後、ボッサ・ノヴァを代表する歌い手として活躍していますが、時分の花とでも言える素晴らしいアルバムになっています。

タイトルの“Vagamente”というのは「ぼんやりと」という意味なのだそうです。そうそう。それは20歳ぐらいのころ暇をもてあましてボンヤリとしていたときの感覚。あのときの何とも懐かしくもかけがえのないゆっくりとした時間を音楽が思い起こさせてくれること間違いないでしょう。
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ブラジル・プレシーザ・バランサール : ロザリア・デ・ソーザ
rosalia de souza ( Vocal ) etc
( コロムビア : COCB53471 )
ロザリア・デ・ソーザはブラジルのリオ出身ですが音楽活動を始めたのはイタリア。現在の活動の中心はローマになっています。彼女の音楽はボッサ・ノヴァと言ってもクラブ・ジャズ的要素も混じって、新鮮な響きを出しています。新たな潮流としてのヨーロピアン・ニュー・ジャズの代表的な音楽家として注目を集めています。

素朴というよりも洗練された品の良さが実に素晴らしいです。キラキラとした透明感で音楽がのびのびと羽を広げている感じです。癖がないだけにちょっと聞き流してしまいがちかもしれませんが、音楽のつくりが実に丁寧で木目細やか。なかなかのお勧めです。
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おすすめサイト
尾瀬へようこそ〜尾瀬山小屋・情報サイト〜
尾瀬地域の水源かん養林の管理育成と自然環境保全を行っている尾瀬林業株式会社による尾瀬探勝の情報ページ。実に丁寧かつ詳しい情報を提供して、尾瀬を大切にしている心が伝わってきます。尾瀬の全て、何から何まで情報が集まっています。
TEPCO : 環境へのとりくみ | 竹内純子と歩く尾瀬
東京電力の尾瀬の自然保護活動担当として働いていらっしゃる竹内純子さんの紹介する尾瀬の色々。尾瀬の成り立ちと歴史、バーチャル散歩、竹内純子のECO対談などなど。お勧めの散策コースなどとても参考になります。写真も実に綺麗です。
尾瀬歩き
尾瀬の魅力を最新鋭の「ダイナミックパノラマ」の画像を駆使して紹介するPRサイト。何よりも写真が美しい!特に「体感MAP」は360度のパノラマ写真を始め、尾瀬を訪れたことがある人には「そうそう、これこれ!」と思うこと間違いなし。洗練されたページ作りだけでなく情報も充実しています。
インターネットラジオ
世界のインターネットラジオを聴こう
全般・検索サイト
地域別・国別に世界各国のインターネット・ラジオ局を紹介。国別に進んだ後の紹介では、ジャンルから☆印によるサイト評価まで。また最新の情報も随時利用者からの情報で更新されていますので非常に参考になります。日本の検索サイトとしては一番のお勧めです。
後 記
先だって電車で鎌倉に行く機会がありました。この季節の鎌倉というと言うまでもなく“アジサイ”の季節。予想通り名所ではもの凄い人手。もともと車で入るには不便な場所なので車に乗っている人たちは待ちくたびれているようでした。

後方を山に囲まれ、前面に広々と広がる海。確かに鎌倉に行くたびに天然の要衝であったのだろうとの思いを強くします。横浜方面のみならず茅ヶ崎や逗子方面からも道が細くて逃げ道がないので大変です。

道すがらにはテレビの大河ドラマ「太平記」を見ていたときの合戦の地となった切り立った狭い道や峠など、何かしら物々しい雰囲気が残って薄気味悪いところも。私の勝手な思い込みなのでしょうが、関が原などを訪れると辺に縹渺とした気持ちになります。それでどのように合戦が行われたのだろうと思い巡らしたりしますが、鎌倉は大勢力を投入するのはまず不可能。守りには実に強い場所だなとつくづく思います。

しかしそれも良し悪し。守りに適しすぎていたため鎌倉時代以降の大発展は難しかったのかもしれません。その影響が“アジサイ”巡りの季節になるとモロに (^^;)

この季節の鎌倉はとても良い季節。しかしくれぐれも車で行くのは諦めることをお勧めします。電車で行きましょう。
編集担当:中村 聡

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