音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第52号 : 平成18年7月15日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2006/07/15 号
ご挨拶
日に日に蒸し暑さも増して、梅雨明けと夏本番はもう間近と感じさせるこの頃。今日のお昼頃、吉祥寺では近年稀に見る猛烈な雷雨。雷様のドコドン!ドロロン !! と轟く大音声に思わず手に汗をかきつつ興奮してしまいました o(^-^)o

その雷の轟きを聞きながら古(いにしえ)の人たちにとっはこれだけ大きな音は、雷さま以外には体験することがなかったのだろうと思うことしきり。それだけにこの大きな音には「くわばらくわばら……」と思っていたのは間違いないのでしょう。びっくりして恐がって神頼みしてしまう気持ちが身近に感じられるほど今日の雷雨は凄いものでした。

熱帯のスコールにも似たこの雷雨。もしかしたら温暖化の影響なのかもしれないと思いつつ、もうすぐ梅雨明け。その後ももっと凄い夕立・雷雨が起きたりするのかも。昼寝するときにはおヘソを取られないように注意する必要があるのかも。
おすすめCD
Vocal Radif of Persian Classical Music
: Mahmud Karimi
マームード・キャリーミー ( Vocal )
( Mahoor Institute : Number:125〜129 )
マームード・キャリーミーによる全て無伴奏の歌唱集です。1984年まで存命の比較的最近まで活躍していた演奏家。教育者として名高く近年活躍している多くの演奏家の師としても知られています。

その音楽は篤実とでも言えるもの。派手さはありませんがヒタヒタと音楽が充溢していく感じです。特に、このタイトルでは無伴奏だけにちょっと地味に聞こえるか見知れません。しかしそれが逆に、落ち着いた歌いまわしを一層生かすこととなっており、たっぷりとした情感が乗っています。ペルシア音楽の神髄を聞く珠玉のセットと言ってよいでしょう。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
⇒試聴先(Mahoor Institute)

Mythical Chant : Shahram Nazeri
シャーラム・ナゼリ ( Vocal )
( BUDA : 822272 )
1950年生まれのナゼリ。押しも押されぬペルシア古典音楽の第一人者として知られる声楽家です。非常に通りの良い、優しい響きを持った声が魅力です。

このタイトルは中東の悲恋物語の古典として知られるニザーミの悲恋物語「ライラとマジュヌーン」を題材とした音楽となっています。切なくも繊細。内面に秘めたパッション。特に伴奏を務める若手演奏家の若々しく勢いのある演奏が、程よいスパイスになっています。激しくも静謐。音楽の両面を見事に奏した素晴らしいタイトルです。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
⇒試聴先(Stern's Music On-line)

SHOORIDEH : Parissa & Ensemble Dastan
ファーテメ・パリサー ( Vocal )
( World Network : 24253 )
伝説の78年東京ライヴの歌い手として知られるパリサー。師匠のマームード・キャリーミーから「あらゆる旋法を歌いこなしイラン音楽の演奏者に求められるものを全て持っている。私の最高の教え子である。」と絶賛された声楽家です。「ペルシア音楽の宝石」と賞賛されながら女性であるが故にイランでは活動が禁じられていましたが、95年のヨー ロッパ・ツアーをきっかけに、CDも何点か発表されてきました。

ここでのタイトルは高域の陰りを含みつつも、しなやかさで芯の強さを持った歌い口が素晴らしい演奏となっています。二枚組みの一枚目はイスファハーン旋法。二枚目はアブアター旋法と呼ばれるもの。高域で微細に震えるタハリールの美しさは将に魔法の歌声とでも言えるものです。微細に目の詰まった、情感の細やかさが素晴らしいの一言です。ペルシア古典音楽にご興味がない方にも是非ともお勧めしたいタイトルです。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
⇒試聴先(parissa.org) : 公式サイト
おすすめサイト
CityDO! 日本の夏の風物詩 そうめん特集
夏の食べ物というと“そうめん”。“そうめん”の製法や歴史、そして様々なレシピまで何から何まで紹介。“そうめん”って平安時代に遡る歴史のある食べ物なのですね。天の川に見立ててお供え物にされていたのだとか。イチゴ入りの“そうめん”などの個性派“そうめん”まで紹介されています。
トーキョーウジキントキ
夏季限定のかき氷専門blog。東京を中心に様々な地域のかき氷のお店の紹介をしています。何よりも特筆すべきなのがその写真。どの写真も見ているだけで涼やかで実に美味しそう。「ウワァーーッ、美味そう。。。。」と、溜め息つくこと間違い無しです。口の中で溶けていくあのシャキシャキッとした氷の感触が伝わってきます。
日世ソフトクリームランド
おっきなソフトクリームを抱えてニコニコしている男の子と女の子の絵。よくソフトクリーム屋さんで見かけますが日世のキャラクターだったのですね。その日世によるソフトクリームを紹介したサイト。歴史や製法を始めとする充実した情報も楽しめますが、ご当地のソフトクリームはホホーッと思わず感嘆の声があがります。どれも美味しそうです。コーンのカップも色々とあるんですね。
日本アイスクリーム協会
アイスクリームメーカーが各社集まって運営している社団法人日本アイスクリーム協会によるサイト。アイスクリームの詳しい情報から様々なレシピも紹介されています。クイズやプレゼントや各社最新のアイスクリーム情報まで。アイスクリーム好きは必見です。
お知らせ
第20回 ≪東京の夏≫音楽祭2004
<クルドの歌声>
クルドの『シャー・ナーメ(王書)』を歌う
シャハラーム・ナーゼリー
■日時 : 7月26日(水)・27日(木) 19:00開演
■会場 : 浜離宮朝日ホール
■チケット : 全席指定 : \5000
“おすすめCD”でも紹介したシャーラム・ナゼリ。イラン古典音楽の第一人者として知られるシャーラム・ナゼリがとうとう日本に来日して演奏会を行います。期日は上記。

世界的な活動を始めた80年代から高い評価を受けていましたが今では、押しも押されぬ第一人者。人気・実力並ぶものがない演奏家となっています。そのナゼリですがその出身は、イランとは言ってもイスラーム神秘主義も広く浸透しているイラン西部の地クルド。そのため独特のパッションを持った演奏が特徴となっている演奏家でもあります。

音楽家の子供として生まれたナゼリは、幼少期から神秘主義の詩人の詩を暗誦するように育てられていました。そのことからでしょう。「ペルシア音楽はエンターテイメントであることよりも精神を高めるものとしてあるのです」とも語っています。

今回演奏されるのは、イランの民族英雄叙事詩『シャー・ナーメ(王書)』。それを自らの母語であるクルド語で歌います。10世紀に書かれた叙事詩として知られ、イランの人々の誰もが知っていると言われる物語です。その格調高い作品をナゼリで聞くことができる。是非ともお時間を作ってお出かけになってみてはいかがでしょうか。
⇒来日公演情報(“東京の夏”音楽祭・公式サイト)
⇒ソフト情報(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
編集担当:中村 聡

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