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| おすすめCD |
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| ピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団 |
| ( ユニバーサルクラシック : UCCD3373 ) |
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1875年パリ生まれのモントゥー。何よりも彼の演奏活動で知られているのは、大スキャンダルとなった1913年のストラヴィンスキー「春の祭典」初演を務めたことです。またブラームス本人の前で演奏したこともあるという歴史上の人物でもあります。1963年には日本に来日し1964年まで精力的な活動。その来歴を知ると遠い時代の作曲家が案外今の時代にも繋がる存在であったということが見えてくるような気がします。
肝心の演奏ですが、「舞踏の聖化」とも呼ばれるベートーヴェン:交響曲第7番が実に素晴らしい演奏です。一点の迷いもなくキビキビと音楽が進行し、演奏家が盛り上げるのではなく音楽自体がいつのまにか白熱していくといった演奏です。曲の等身大の姿を描きつつ、最大限の形でそれを生かしきっている。最高のバランスと中庸の美学。あまり知られていない演奏ではありますが、知る人ぞ知る決定版の一枚だといってよいでしょう。
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ウェイン・マーシャル ( 指揮・ピアノ ) オールボー交響楽団 |
| ( Virgin : 5620562 ) |
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1961年イギリス生まれのウェイン・マーシャル。オルガニスト、ピアニスト、指揮者と多彩な活躍をしている演奏家です。ここで演奏しているのはガーシュウィンが残した管弦楽曲をデンマークのオールボー交響楽団で録音したものです。ウェイン・マーシャルは指揮者とともにピアノも演奏しています。
ガーシュウィンはとても大好きな作曲家でどの演奏が良いかと色々と探していたのですがどれもいまひとつ弾けていない、ノリが良くないと不満が残っていました。しかしこの演奏はそんな不満をほぼ解消してくれた初めての演奏でした。非常に洗練された音楽に仕上がってはいるのですが、何よりも管楽器がジャズ・バンドの音でノリまくっているのです。心の底から実に楽しげにスウィングしています。他の演奏ではどうしてもクラシックということで乙に澄ましているのを感じていましたがここでは、そんな部分は全くありません。すべての曲が最高の演奏で絶対のお勧めです。
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| プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」(抜粋版) |
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マイケル・ティルソン・トーマス ( 指揮 ) サンフランシスコ交響楽団 |
| ( RCA : 82876.59424 ) |
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最近ではBGMで様々な場面で使われる「モンタギュー家とキャピュレット家」(このCDでは「騎士たちの踊り」)を始め名曲揃いのプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」。1995年にサンフランシスコ交響楽団に着任したマイケル・ティルソン・トーマスが自ら組曲を編纂し、ライブ録音した演奏です。
まずは技術的にも難しいこの曲が完璧なアンサンブルとともに演奏されているのが驚きです。元々この曲は全曲を聞くとお腹一杯になってしまうので組曲に編集されたものが多くあります。しかしいままでの組曲の場合はストーリーと関係なく編纂されているのが残念なところでしたが、ここでの演奏はストーリーに対しても目を配りつつ編纂しているのが嬉しいところです。
そして何よりもこの指揮者の特性であるしなやかで瞬発力のあるリズム感と清潔な歌いまわし。颯爽とした音楽のつくりがこの曲の魅力を最大限に生かしています。野卑な迫力とともに繊細で憧れに満ちた響きが渾然一体となっている素晴らしい演奏です。
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