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ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番ハ短調 チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 |
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スヴャトスラフ・リヒテル ( Piano ) スタニスラフ・ヴィスロツキ指揮ワルシャワ・フィル ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン交響楽団 |
| ( DG : 447420 ) |
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ラフマニノフの代表作のピアノ協奏曲第2番。自信を持って発表した交響曲第1番の酷評の後、名誉挽回のために作られた曲で大絶賛され、自信喪失していた作曲者が立ち直るきっかけとなった曲です。非常にメロディアスで心惹かれる美しい瞬間がたくさんありますが、作曲当時の不安定な背景もあってかやや散漫な気も。例えるならばある意味マシュマロみたいな曲。とても甘くてふわふわして芯がない。一袋全部食べてしまうと逆に気分が悪くなってしまうという(^^;)
リヒテルのピアノによるこの演奏はこれ以上ないといって過言ではない決定盤の中の決定盤。鋼のような強さとともに煌びやかなピアノの響き。それでいてタップリのロマンティシズム。伴奏に対しては難があるようではありますが、ピアノを引き立てるのにちょうどいいバランスになっていて総合的にこれを超える演奏は今もって出ていないといってよいでしょう。
一緒にカップリングされているのはチャイコフスキーのピアノ協奏曲。これも決定盤のひとつとして名高いもののひとつです。こちらはラフマニノフの伴奏とは異なって、ピアノとオーケストラがどちらが主導権を握るかの鍔迫り合いが見物です。特に3楽章はその傾向が顕著。協奏曲を共同作業による結実と見るのか、一種の異種格闘技戦と見るのか(^^) これはこれで協奏曲の醍醐味を味わせてくれる名盤です。
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