音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第73号 : 平成19年6月1日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2007/06/01 号
ご挨拶
先だって昼寝をしていたところ、外で「ピーチク、ピーチク」と鳥の声が。心地良いなァと思いつつ耳を傾けていると別のところからその鳴き声に対して「ピーチク、ピーチク」と鳴き始めました。

どうやら「オレの方が鳴き声は上手いぜ!」と争っている模様。はじめの鳥が「ピーチク、ピーチク」と鳴くと後からの鳥はすぐに真似て「ピーチク、ピーチク、ピーチク」と必ず一回多く鳴いてかなり好戦的。はじめの鳥は途惑っている樣子が鳴き声にもあらわれていました。後からの鳥はこれでもか!と追い立てるように鳴いています。固唾を飲んで聞いていると、はじめの鳥が今度は「チッチッチッチッ」と鳴きはじめました。すると後からの鳥は急にだんまり。

実際には縄張り争いだったのかもしれませんが、聞いた限りでは後からの鳥が「チッチッチッチッ」と鳴くテクニックをまだ身に付けていなかったからではないのかと (^^) 鳥の鳴き声に耳を傾けているとなかなか面白いものです。
おすすめCD
クロンチョン歴史物語
Various Artists
( ライス・レコード : ISR-3006 )
インドネシアが独立してから1960年代後半まで「国民音楽」として推奨され高い人気を誇っていたのがクロンチョンです。その起源はポルトガルがインドネシアを訪れた16世紀にまで遡るとも言われています。後に、オランダがインドネシアを支配するようになってから、残されたポルトガル人を中心にとした混血の集団がその音楽の母体となったそうです。

そのような背景を持っているためでしょうか。東南アジアののんびりとした音楽でありながらも、さまざまなジャンルを構えることなく柔軟に取り込み、ある意味では無国籍とも言えないでもない不思議な響きも持ち合わせています。しかしそれでもやはり聞えてくるのは、インドネシアののんびりとした風の響き。

そのクロンチョンの1950年代以前の貴重な音源を中心にまとめたのがこのタイトルです。何よりも解説が充実の極み。クロンチョンの歴史が実に詳しく、熱のこもった文章で書かれています。それ以上に紹介される懐かしくも愛らしい音楽の素晴らしいことと言ったら!クロンチョンへの深い愛情が伝わる素晴らしいCDです。絶対のお勧めです。
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ワルジーナ : 永遠の詩 〜 クロンチョン
Waldjinah ( Vocal ) etc
( オーマガトキ : SC6109 )
1943年生まれのワルジーナ。1958年にデビューしてからは最高のクロンチョン歌手として活躍し、クロンチョンの女性歌手といえば彼女のこととでも言えるほどの代表的な歌手です。クロンチョンに限らずさまざまなジャンルの歌っているようですが、彼女を日本へ招待し得意のクロンチョンをタップリと歌い上げていただいたのがこのアルバム。

ワルジーナの歌声の魅力は、実に透明で伸びやか。しなやかで柔らかく、青い空へと綺麗な線が描いて行くかのようです。もちろんクロンチョンの代表曲とも言える「ブンガワン・ソロ」も入っています。ピアノとフルート伴奏のシンプルなものとなっているのも興味深く聞けます。歌詞もすべて日本語訳がついているのが嬉しいところです。
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ヘティ・クース・エンダン : クロンチョン・コレクション
Hetty Koes Endang ( Vocal ) etc
( ライス・レコード : LFR523 )
1973年にデビューしインドネシアを代表する歌手となったヘティ・クース・エンダンによるクロンチョンを集めたアルバムです。クロンチョンに留まることなく、ポップスやダンドゥットといった曲でも大ヒットを残している彼女。代表曲はコミカルな「うぶ毛がそそり立つ」が知られていますが、国民歌謡としての誇りを持って歌い上げているクロンチョンは非常に魅力的です。

やや憂いを含みつつも情感豊かに。ふっくらとした大らかさが彼女の特徴と言って良いかもしれません。デビュー当初の演奏では電子楽器なども取り入れたポップ・クロンチョンで時代を逆に感じさせるものとなっていますが、本格的にクロンチョンの音楽に取り組み始めた70年代後半からは歌唱法もアレンジもオーセンティックになってクロンチョンを聞く醍醐味を十二分に楽しませてくれます。特に80年代の演奏はどれも秀逸です。
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おすすめサイト
Goichi's Birds
小鳥達の姿を紹介するサイトして秀逸のサイト。写真家の和田剛一様によるサイトです。Flash2をつかった鳥のさえずり、ギャラリーなどがあります。中でも鳥の囀りのページは愛らしい写真とともに聞きやすい鳴き声を参照することができ素晴らしいページです。鳥達の姿を知るには自信を持ってお勧めできる素晴らしいサイトです。
Syrinx
野鳥録音の第一人者・蒲谷鶴彦先生の監修を受けて野鳥の声と録音の普及を目的に開設されたサイト。野鳥録音の方法から掲示板まで情報充実しています。音源は保存もできるようなので自分なりのコレクションとデータベースに役立てることができます。
Nikko Today
「日光」の自然などの情報をリアルタイムにご紹介することをコンセプトに開設されたサイトです。 日光に咲いている花や虫の写真、そして鳥や虫などの自然音の紹介などをライブカメラなどで知ることができます。そして何よりも鳥などの囀りの情報が充実。情報が整理されていて使いやすいです。
後 記
最近、毎週木曜日が楽しみです。というのも「週間モーニング」の発売日だから。

「週間モーニング」というと、かわぐちかいじ氏の「ジパング」をはじめ数多くの名作を出している週間マンガ誌です。やはりそういった大真面目なものを楽しみに読んでいるのかと思いきや、さにあらず。毎週楽しみに見ているのは実は。。。

とりぱん 2
漫画は時流を読むためと言い訳をしつつ色々と立ち読みチェックをしています。時流を読むためというのは案外言い訳ではなく、結構真面目な部分もあります。人気のあるマンガを追っていくとトレンドが適確に見えてくる部分があるのは事実。そのためのチェックとしていくつか。それと根が単純なのでスポ根モノをいくつか。それがチェック対象なのですが、個人的に「好き!」と感じて毎週 o(^-^)o と楽しみにしているのは実はこの「とりぱん」だけ。

基本的に四コマ漫画のこの作品。庭にくる鳥たちにあげるパンということで「とりぱん」。庭に来る鳥たちの様子や季節ごとに移り変わる身近な風景を描いたもの。「身の丈ワイルドライフ」という言葉に見るようにいまどき流行のロハスやスローライフといった空疎な言葉ではなく、気をつけなければ気がつかない。だけれどとてもしっかりと息づいているもの。その息づいている季節の移ろいを実に詩的に、、、間違えました(笑)実に馬鹿馬鹿しく書いている作品です。

ほとんどその内容はドリフのドタバタかと思えるほど実に馬鹿馬鹿しいです(笑)しかし何とも言えずいい空気が流れるんですね。ツボにはまれば楽しいですが、そうでなければどこが良いのだか(^^;)

毎週わたしはこの「とりぱん」を見てクスクスと笑いつつ、日々の空気の移ろいを感じています。今度、第3巻が出たのですがもちろん早速購入。当たり外れはありますが、毎週コンスタントにレベルを保っているので今度是非、目に留めてくださいませ。少なくとも目に留めるという意識がないとどこにあったの気がつかないと思いますのでくれぐれもご注意。
編集担当:中村 聡

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