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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第74号 : 平成19年6月15日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2007/06/15 号
ご挨拶
先だって、朝起きてベランダの花などに水をやろうとボンヤリと見ていたら。「ええっっ、、サンショウの葉っぱがない!」

昨日までまったく問題なく育っていて、茶碗蒸でも作ろうかお吸い物もいいネェと思っていた矢先。丸裸のサンショウの苗木にじっとしているのは一匹のイモムシ。おそらくアゲハチョウのもの。前回紹介した「とりぱん」の中にサンショウがイモムシ君に被害を受けるという全く同じ話があって人事のように思っていましたが、まさか自分のところで起こるとは思いもしませんでした。

全部食べてしまったイモムシ君はしばし思案に暮れていたようでしたが、次の日見るとどこかに行ってしまっていました。もしかしたら鳥に食べられたのかも。こんな狹いベランダなんかに卵を産み付けられたのがかわいそうですが、ほんの目先で起きていた食物連鎖。なかなか生きていくのは大変なものだなぁとしみじみ思ってしまった出来事でした。
おすすめCD
Siti Nurhaliza : Cindai
シティ・ヌールハリザ
( ライス・レコード : SRR507 )
1996年にデビューしてからマレーシア音楽界のトップ歌手として活躍しているシティ・ヌールハリザ。各年の音楽賞として最も権威あるマレーシア音楽産業賞(AIM)で最優秀女性ボーカル部門も1999-2006年まで連続で受賞していて誰もが認める第一人者です。その彼女の代表的な、彼女を語る上で外せないタイトルが、デビューから第3作目にあたる≪Cindai≫です。

デビュー当初から歌唱力は圧倒的なものがありましたが、やはり当初は天才アイドル扱い。しかしこの≪Cindai≫ではマレーシアの伝統的な歌唱、コブシを駆使して歌い上げ大絶賛を集めることとなりました。それ以降の彼女の活躍は圧倒的なもので、2006年の結婚式も盛大に行われたようです。

シティの特徴は、どのようなジャンルの音楽であっても非常にハイレベルの対応ができるということ。伝統的なものから軽いポップスまですべてが素晴らしい。例えあなたが天邪鬼で判官びいきをしたとしても彼女の評価は覆すことができないでしょう。この≪Cindai≫は古風な曲であるのにも関わらず、どの曲もしっとりとしなやかに、しかし情熱的に歌っていながら気品が崩れません。10代にしてこれだけの演奏ができたというのが信じがたいほどてす。以降の作品も素晴らしいのですが、この≪Cindai≫にみる初々しくも素晴らしい完成度はやはり時分の花と言えるのかも。ぜひ一度手にとって見ることをお勧めします。
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⇒試聴・参照先(youtube.com)

Noraniza Idris : Bekaba
ノラニーザ・イドリス
( ライス・レコード : SRR-518 )
マレーシア歌謡の中でも伝統的な歌いまわし、コブシを利かせる代表的な歌手として知られているのがノラニーザ・イドリスです。当初はいわゆるポップスとして活躍していたようですが、完全にリニューアルした再デビュー以降は確立した伝統派の路線でヒットを続けています。

彼女の歌の特徴はやや低めの声でネットリと、そして甘く歌い上げるところ。現地ではいわゆる日本のド演歌と被る部分があるのかもしれませんが、その迫力は圧巻。思わず“姉御 ! ! ”と射ってしまいたくなるほど。このタイトルは、その伝統派の路線が軌道に乗り始めた再デビューからの第3作目。以降は、新たな境地の開拓ということでアコースティック以外の楽器も積極的に取り入れ始めますがここではそれほどでもなく、じっくりとマレーシアのコブシを堪能できます。パンチがあります(^^;)
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⇒試聴・参照先(youtube.com)

Liza Hanim : Ku Teruskan
リザ・ハニム
( ライス・レコード : SRR-312 )
同じレコード会社ということもあってシティ・ヌールハリザの妹分としてとらえられることも多いリザ・ハニム。シティと同様、年代としては若手ではありますがアジアでも指折りの歌唱力。純粋に歌唱力だけみるならばマレーシアではシティよりも上ではとの声も多く聞かれる実力派です。

やや細身ではありますが、実に良く通る高域。声の伸びが実に素直で晴れ晴れと声が広がります。その特質が最も生かされるのがじっくりと歌い上げるバラード。マレーシア・ポップスの中でバラードを歌わせたらナンバーワンではないかとも密かに思っています。シティと比べてもバラードに関してはどちらが上手いとは言いませんが、個人的には彼女の歌がそそられる部分があります。その彼女の一枚として薦められるのがこのタイトル。それまでの活躍からひと段楽して、いい意味での落ち着きが感じられます。
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⇒試聴・参照先(youtube.com)
おすすめサイト
花鳥茶屋
鳥たちの囀りを写真とともに紹介しています。鳥たちの囀りの発展としての着メロやブログ。特に画像掲示板はいつも賑わっていて楽しいです。とても見やすくてお勧めです。
ことりのさえずり
シンプルなつくりでありながら実に真摯なページ作りに好感が持てるサイトです。英語サイトも開設しているのが珍しいです。誰にでもわかりやすく紹介するのをモットーにしているのでしょう。実に文章もわかりやすいです。簡単な録音方法を記したページや鳥見日記も。
野鳥を楽しむポータルサイト BIRD FAN | 財団法人 日本野鳥の会
年末の紅白歌合戦の最後の最後、いつも帽子を被って大仕事をする組織 (^^;)バードウッチングでは何かと御世話になる“日本野鳥の会”。実際には紅白歌合戦では頻繁に出場するわけではないようなのですが、やはりバードウォッチングの代表的組織であることには違いありません。その“日本野鳥の会”が運営する野鳥を楽しむポータルサイト。なにはともあれ野鳥観察はここからはじめましょう。
後 記
前回から引き続き、東南アジアのポップスを紹介させていただきました。古式ゆかしいポップスのクロンチョンや、ある意味完全に西欧音楽化する方向性を持ちつつも独自に消化しつつあるマレーシアのポップスは興味深いものを感じています。また今回はどうしても紹介できませんでしたが、インドネシアのガムラン音楽とポップスを融合した“チャンプル・サリ”などはなかなかのお勧めです。“チャンプル・サリ”はガムラン音楽に伝統的な歌唱をベースにした歌と電子楽器を組み合わせて演奏する音楽。想像以上に良いブレンドなので驚きます。様々なジャンルを横断して、いやジャンル自体がもともと無かったのであろうと考えるとこういったポップス化というのも案外まっとうな変化の範疇に治まるのかなと思える部分もあります。

そういった目新しいものも紹介するのも一興と思い、紹介できるものは無いのかと色々と探したのですが、どれが良いのかの嗅覚と判断は働くものの、いざ紹介となると紹介できるものがなかなか見つからない。10年ほど前でしたらワールド・ミュージック・ブームということで手に入ったと思われるものも現在では入手困難なものばかり。それではということで海外で調べてみても情報がない。

インドネシアはある程度予測ができたのですが以外だったのは東南アジアの中ではかなり近代化されているはずのマレーシア。良くも悪くも近代化が進んでいるマレーシアなのでネット上で音源確認はある程度できると思っていたのですが見事なまでに情報が無い!このメルマガの“おすすめソフト紹介”では試聴サイトを見つけるのを大切にしているのですが見事にありませんでした。音楽自体は世界規模で捉えても良いものも多数あるのですが、実際の市場としてはおそらく国内のみのマーケットで治まっているためなのでしょう。ある意味もったいないです。

音源として調べていくとなかなか情報が出て来ない一方で“youtube”などでの情報はかなり充実しています。そのため今回の“おすすめソフト紹介”は特別に“youtube”での紹介とさせていただきました。おそらく音源よりも動画情報のほうが充実しているというのは東南アジアでのVCDの普及が背景のあるのではと考えられます。

さて、その“youtube”。みなさんご存知の方も多いと思いますが、私はどの動画も一度ダウンロードしてから見ています。ダウンロードしてみると途中で画面が止まったりすることも無いので快適に使えます。その利用に使っているのが次の二つのもの。

ひとつは、再生用のソフトの“VLC Media Player”。それともうひとつはダウンロード用の“getflv”。特に後者は検索結果として表示された希望動画の画像を右クリックするだけでダウンロードできるのでお勧めです。どちらもフリーウェアですのでモノは試しで導入してみてはいかがでしょうか。
編集担当:中村 聡

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