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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第76号 : 平成19年7月15日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2007/07/15 号
ご挨拶
サッカーのアジアカップが始まりました。「人とボールが走るサッカー」。これが日本人らしいサッカーなのだとの掛け声が広まりかなり一般にも浸透してきているような気がします。このスタイルは言ってみれば、どこが中心かわからないけど常に個々と全体が連動しているというもの。

日本人は日本人らしさとは一体何なのか把握しきれていないのではといつも感じています。その日本人らしさの発見は、もしかしたらサッカーを通して発見されるのかもと考えています。それでは日本人らしさのひとつの現われは何か。そのヒントは“粘菌”にあるのではないかと考えています。“粘菌”の生態はある意味マンダラ的 (^^;) そう。どこが中心かわからないけど常に個々と全体が連動しているんです。

日本サッカー協会のシンボルはヤタガラスです。日本神話の神武東征の際、熊野から大和への道案内をしたとされるカラス様です。私の場合、熊野で思い出すのが“粘菌”の研究で知られる南方熊楠。もしかしたらそんな絡みがあって示唆的に出ているのかなぁと具にもならないことを考えつつ。。。もし優勝してしまったらオシム監督が掲げた「日本化」がもっと明確になるのかもしれませんね。
おすすめCD
Baaba Maal & Mansour Seck : Djam Leelii
バーバ・マール ( Vocal etc )
マンスール・セック ( Vocal, Guitar )
( Yoff Productions : YOFFCD0001 )
伝統的な音楽からポップスまで軽やかで洗練された音楽を聞かせるセネガル出身のバーバ・マール。それにアコースティックを中心とした音楽で飄々と味わい深い演奏を聞かせるマンスール・セックとの競演盤です。

セネガルのポップス音楽ではパワフルな音楽を繰り広げるユッスー・ンドゥールがいますが、それよりももっとリラックスしているといっても良いでしょうか。しかしその分、シンプルな音楽の中に才気を感じさせるものがあります。シンプルな編成で沸き立って来るというよりも心地良い風がそよいでくる。しかしその才気も過度な味付けになることなく、常に気品が保たれています。なかなか洗練されていている音楽はお勧めです。
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Rokia Traore : Wanita
ロキア・トラオレ ( Vocal )
( Indigo : 2574 )
西アフリカのアコースティック楽器をバックに柔らかく繊細で、しなやかな音楽を聞かせているのがロキア・トラオレです。97年にデビューしたマリ出身の彼女の音楽は、それまでのアフリカ音楽の中でも新鮮だったようであっという間に世界的に知られるところとなっています。

もともと上流階級での育ちという背景もあるのでしょうがどれだけ盛り上がる曲でも、上品で知的な雰囲気が型崩れすることがありません。丁寧に紡がれていく旋律とシンプルなアレンジが実に心地良く耳をくすぐります。一般にこれだけシンプルな音楽の作りだとどうしても聞き逃ししそうな部分があるものでですが、そのようなところは皆無。どの曲も音楽の魅力に誘うものがあります。聞いているうちに穏やかな笑顔が浮かんでくるような音楽です。オススメ!
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Amadou & Mariam : Dimanche A Bamako
アマドゥ・バガヨコ ( Vocal, Guitar )
マリアン・ドゥンビア ( Vocal )
( Wea France : 2564.62260 )
程よくリラックスした、言葉を変えるとちょっとヤル気なさげなマリアン・ドゥンビアの歌声 (^^;) そこで奏でられるのはマリ・ロック風のギターからヴァイオリン、キューバ音楽やエジプト歌謡。そしてインドやアフリカの打楽器などなど。世界中の音楽の良いところ取りしてでき上がったポップス。将にワールド・ミュージックとも言えるその音楽は、“アフロ・ブルース”と呼ばれているそうです。

ここで紹介するアルバムは“BBC Awards for World Music Best Album Award 2006”も受賞し、ヨーロッパ各国でかなりのヒットになったもの。ただ様々な音楽のごちゃ混ぜではなく、確かにアフリカの音楽だと感じさせるのがポイント。上質なポップスとして非常に完成度が高いのが大ヒットになった背景なのでしょう。音楽を演奏する喜びがジンワリと音と音との間から伝わってきます。
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おすすめサイト
みえ東紀州 熊野古道 伊勢路
熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に詣でる熊野古道の観光情報など様々な情報を紹介しています。地元の方による運営だけに見所などの抑え方がとてもわかりやすくて親切。情報は最も充実しているといってよいでしょう。「ウォーキングレポ」や「熊野古道写真集」は特にお勧め。
紀伊山地の霊場と参詣道
世界遺産として指定されている「紀伊山地の霊場と参詣道」を詳しく紹介。官公庁によるページなのでどうしても生真面目なつくりになっていますが、なかなか綺麗にまとまって見やすいページです。街道マップは実際の旅行には役立ちそう。
世界遺産熊野古道伊勢路
非常に内容的にシンプルなつくりのサイト。しかしながら「かんたんNAVI」や「熊野古道伊勢路を動画で体験!」など、非常に実用的なページがあるのがとてもありがたいところです。実際に旅行に行く際のアクセス情報の確認に心強いサイトです。
後 記
2005年9月6日。ずっとインターネットで速報情報を見ながら「凄い!凄い!」と喜んでいました。その情報というのは四国、特に香川県の水がめである早明浦ダムの貯水率が劇的な復旧を見せていたからです。

もともと天気を見たりしているのは好き。季節ごとの天気、空の移ろいを見ているのが好きです。夏は夏らしく冬は冬らしく。もちろん春も秋も。そして梅雨も。水が無ければお米もできません。まして香川県、讚岐地方では“うどん”も茹でられません。その水の恵みも季節が安定していればこそ。そのため2005年の時も四国の水不足には大丈夫かなといち早くチェックしていました。

「ホント、どうすんだろ。このまま秋に突入したら雨は降らないから一年間、水無しになるんじゃないの?」

取水制限となってから待てども待てども雨は降らない。とうとう貯水率は0%に(正確に言うと違いますが)。私の実家のある鹿児島は渇水で危機的なことになったことはありません。九州だと福岡が頻繁ですが、これほどまでに危機的な状況を見聞きしたのは全くの初めて。最初は野次馬気分も入りつつ見ていましたがさすがここまでくると雨乞いをする気持ちが痛いように感じられました。

そしてとうとう運命の9月6日。四国に巨大な雨台風が来襲しました。しかし近づいてもなかなか雨が降らない。ホント祟られているなァと呆れているうちにとうとう恵みの雨が降り始めました。そこからの雨の勢いの凄まじいこと凄まじいこと (^^;) 見る見るうちに貯水率は改善され、なんと一日にして貯水率が「0% → 100%」に改善されました。その様子は奇跡という言葉以外浮かばないほど劇的なものでした。

それから2年。今年も渇水で危機が叫ばれていましたが、台風の来襲で改善されたとのこと。福岡の渇水も改善されたようです。実は今年は雪が降っていなかったので雪国でも雪解け水が無くて水不足。全国的に水不足になるのではと心配していましたが今回の台風でほぼ改善したのかと思われます。

世界的に見ると日本は水は潤沢です。今回の渇水のニュースを見ると改めて“恵みの水”という言葉の重さを感じます。災害になるまでの大雨は避けたいところですが、雨空を見つつ思わずありがたいものだと。感謝感謝。
編集担当:中村 聡

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