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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第78号 : 平成19年8月15日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2007/08/15 号
ご挨拶
最近ちょっと関心を持っているのが宮崎。日本神話のことなどを色々と調べているうちに関心を持つようになりました。もちろん、日本神話と言えば出雲国や奈良・熊野といった紀伊半島や伊勢志摩もありますが、出身の鹿児島に帰るついでに寄れそうなところということで調べています。

それにしても日本神話というのは不思議なものです。特に「日本書紀」ではなく、「古事記」。その荒唐無稽さから批判的に読み解くことが、正しい読み方、現代人としての読み方とされているようですが、よくよく考えてみると日本人の作るアニメと大して変わらない気も。子供の目線、逆に言うと変に頭でっかちな考えになることなく、素直にそのものとして読んでいくと案外ワクワクと o(^-^)o と読めるもの。

馴染みが薄くなってきた日本神話ですが、神話学とか難しいことを考えずに、一度読み直してみてはいかがでしょうか。
おすすめCD
坂元豊蔵 : ここに奄美があった
坂元豊蔵 ( 唄、三線 ) 他
( セントラル楽器 : C-19 )
カサン唄とヒギャ唄に分かれるとされる奄美民謡。カサン唄は奄美大島本島の北部の笠利・龍郷地区、ヒギャ唄は奄美大島南部の瀬戸内・宇検地区の流派とされ、その表現は土地の起伏にも似てカサン唄はなだらか、ヒギャ唄は振幅が大きいとされています。おそらくは、その土地の名人とされた人の特徴がそのまま主流となったのだろうと思われますがひとつの特徴となっているのは確かと言えます。

そのヒギャ唄の名人として遡ることのできる唄者が坂元豊蔵です。1928年、初めて奄美のシマ唄を公共電波に乗せた唄者としても知られています。早くから東京で暮らすこととなったためでしょうか。地元の潮流の影響を受けることなく、最も古層に近い音楽を残しているとの評価もされているようです。その演奏は、良い具合に力が抜けて自然。月夜の下、何か波のさざなみと心地良い浜の風が吹いてくるかのよう。奄美民謡の特徴である裏声をそれほど際立たせることなく、シンプルな中に実に味わいがあります。しみじみと聞きたい素晴らしい唄者です。
⇒ソフト情報・購入先(セントラル楽器)・試聴可

南政五郎 : 南政五郎傑作集
南政五郎 ( 唄、三線 ) 他
( セントラル楽器 : TCD-02 )
カサン唄を代表する往年の唄者が南政五郎です。カサン唄という枠に留まることなく、戦後奄美島唄を代表する唄者と言って良いでしょう。中でも彼の活躍で知られているのが、奄美が日本に復帰前、上村藤枝とともに奄美各地を島唄巡業を行ない娯楽の少なかった奄美の人たちに生きる喜びを与えたこと。その巡業によって大変な人気を集めることとなりました。

その音楽の魅力はカラッと唄い上げる大らかさ。声を聞いているだけで晴れやかな気持ちになります。艶っぽい裏声とともに、低い声では朗々。かなりの声量があったと言われていますが、おそらくは声自体が非常に通る声だったのでしょう。その華やかとでも言える歌はやはりその人気を裏付けるものです。
⇒ソフト情報・購入先(セントラル楽器)・試聴可

武下和平 : 奄美しまうたの神髄
武下和平 ( 唄、三線 ) 他
( JVC : VICG-60398 )
1900年代の中期に活躍した瀬戸内の唄者が福島幸義です。その福島幸義を師匠とし、「島唄を芸術に高めた」とまで賞賛されて、奄美の島歌を大きく変えたといわれるのが竹下和平です。1962年のデビュー・レコードは圧倒的な評価を受けそれ以降の唄者で影響を受けていない唄者はいないとまで言われています。また、その彼の圧倒的な影響力が出身地の瀬戸内・宇検地区の色合いとして強まることで、結果としてヒギャ節と評されることとなった部分もあるようです。

「百年に一人の天才」とされる彼の唄は、華麗とも言える圧倒的なテクニックと迫力。それに格調も伴なっており非の付け所がありません。完成度が高いというのが一番的確でしょう。若い頃のグイグイと前に出てくる演奏も素晴らしいのですが、最近ではもともとの音楽の魅力に大らかな包容力も備わって線の描き出しが非常に美しいものとなっています。奄美民謡を聞くならばまずは竹下和平が最初の一枚としてお勧めできます。
⇒ソフト情報・購入先(Amazon.co.jp)
⇒試聴先(@TOWER.JP)
おすすめサイト
ひむか神話街道:50の物語集
古事記や日本書紀に記されている日向神話をはじめ数多くの伝説や史跡に恵まれている宮崎。高千穂町と高原町を結ぶ道である「ひむか神話街道」に語り継がれる神話と伝説がをその土地の写真と共に紹介しています。日本神話に触れる手始めとしてお勧め。
みやざき旬ナビ ひむか神話街道
宮崎各地に伝わる数多くの神話や伝説。その多くが日本神話と重なっています。アマテラス岩戸隠れ伝説の残る天岩戸神社から雲海で名高い国見ヶ丘などなど。各地の名所とともにその土地に済んでいる人たちの話を合わせながら紹介しています。
日本神話の御殿
神話は物語であり伝承であるという基本に立ち返り、神話を神話として素直に読み解くことを目指しているサイト。古事記を中心に日本神話の現代語訳から各言葉の背景まで実に詳細な情報を掲載。情報量は圧巻。データサイトとして秀逸です。
後 記
それにしても暑い日が続きます。(;^_^AA アツイ。。。。。これほど暑い夏というのもここ10年で記憶がありません。朝夕は案外、風も吹いたりして涼しいのですが日中の暑さはちょっとハンパじゃないですね。いつもの年だと本当に年間で暑い日というのは2〜3日。それだけ我慢すれば何とかなるものですが、今回は梅雨明けからず〜っとなのでそろそろうんざり。

2004年のときは真夏日が70日という猛暑でしたが今年は何かそれを超える暑さのような気がします。そのように感じるのも7月の梅雨空で肌寒いと思っていた日が続いていたせいもあるのでしょう。その分、急激に暑くなったためタマランのかなぁと。

それ以上に暑さを感じている理由というのは別にあるような気がします。確かに湿度もその理由ではあるのでしょうが、今年は湿度はそれほど感じません。今年の暑さの特徴は日差しなのかなと。

夏の東京の空というと薄っすらと濁っているイメージがあったのですが、今年の空は本当に抜けるような青さ。そこそこ風が吹いているせいもあるのでしょうが、こんな青かったっけ?と思えるほど。もちろん、ここ2〜3日はお盆休みということもあるのでしょうが、抜けるような青い空の日が続いています。何年か前から始まっている排ガス規制の効果がそれなりに出ているのかなと思ったりも。そう言えば今年は全体的に空の色が綺麗な気もします。暑いなぁと思って見上げる空が綺麗だと、酷い暑さも諦めもつくのは不思議なところです。
編集担当:中村 聡

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