音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第79号 : 平成19年9月1日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2007/09/01 号
ご挨拶
日本全国で40℃を超える場所が続出した8月中旬。もう照りつけると言うよりも“痛い”とでも言える暑さでした。なんと北海道でも35℃を超える所が相次ぎ火災報知器が誤作動するほどだったとか。

そんな暑さもどこへやら。すっかり涼しくなりました。これほどまで心地良い涼しさになるとあの猛暑は一体なんだったのかと。もしかするとあれは幻だったのではないのかと。季節のメリハリが付き過ぎです(^^;)

夜になると秋の虫たちもようやくチロチロと鳴き始めるようになっています。今年の中秋の名月は9/25日。その前後に来る秋雨まではしばらく心地良い天気となるのでしょうね。
おすすめCD
上村藤枝 : 傑作集
上村藤枝 ( 唄, 三線 ) 他
( セントラル楽器 : TCD-01 )
奄美群島の復帰前、南政五郎とともに群島くまなく島唄巡業を行なった上村藤枝。その活躍で全島で唄の魅力がより見直されることとなり、戦後の奄美民謡の礎を築いたと言われています。またその活躍から奄美の「美空ひばり」と称されています。

笠利町出身のその唄はシンプルとでも言えるもので、ゆったりと優しくしなやかな弧を描くかのよう。裏声のテクニックを充分に持っているのにも関わらずそのテクニックが表に出ることなく、ジワジワと匂い立ってくるとでも言えるでしょうか。聞いているうちにそよ吹く夜風のように穏やか時間を感じさせる演奏となっています。奄美民謡の女唄者の原典を知る上で貴重なアルバムです。
⇒ソフト情報・購入先(セントラル楽器)・試聴可

石原久子 : しまきょらさ
石原久子 ( 唄, 三線 ) 他
( JABARA : JAB-11 )
1969年のデビュー以降、東(ヒギャ)節の代表的な女唄者として活躍してきた石原久子。女唄者の重鎮として決して外すことのできない名唄者です。

その唄は将に男勝り。実際に聞いてみるとわかりますが、野太い声と裏声を駆使したコブシの凄いこと凄いこと。それと衒いなく、容赦なく弾かれる三線のバチ捌き。「女島唄の首領」、「女番長」と称されているのが良くわかります。一言で言うとドスが效いています(^^;)このドラマティックなまでの迫力が彼女の魅力。一般に東(ヒギャ)節はドラマティックと言われますが、彼女の活躍があってその方向性がより明確化されることとなったのでしょう。聞けば聞くほど聞き惚れる東(ヒギャ)節を代表する名盤です。
⇒ソフト情報・購入先(JAVARA)・試聴可

森山ユリ子 : 唄ぬ花や咲きゅり
森山ユリ子 ( 唄, 三線 ) 他
( セントラル楽器 : C-14 )
1981年・91年に奄美民謡大賞大会で新人賞を受賞してい唄者。元ちとせのシマ唄の囃子としても出演しており、相方を引き立てることが上手いと言われているようです。そのためメインで唄うことはあまり無いためなのかそこまで有名な唄者とは言えないようです。

しかしその一歩引きながらの唄の実力は大御所と呼ばれる唄者と比しても遜色ないほど。中堅どころでは一番の唄い手といっても良いのではないかと思います。ある意味、他の有名な唄者に比べると地味で特徴に欠ける部分もあるのかもしれませんが、何よりも気品を漂わせるとでも言えるキリリッと引き締まった歌声が魅力的です。適度な緊張感と節度を保った唄いまわしで美しい線を描いていきます。実に素晴らしい唄者です。
⇒ソフト情報・購入先(セントラル楽器)・試聴可
おすすめサイト
奄美大島探検マップ
日本の南西諸島「奄美大島」を写真で旅するサイト。奄美の自然や観光スポットを写真や探検記をおりまぜて紹介しています。シンプルでありながら親しみやすい文章とデザインは秀逸です。もちろん紹介されている各地域の名所や自然の写真は奄美に対しての愛情が溢れていて南国の空気を伝えてくれるかのようです。
あまみんちゅ.com
東京発信、奄美なんでも情報サイト。島唄・音楽・イベント・お店・旅行・リンク集など”奄美”にまつわる情報をどんどんご紹介!奄美群島と本土の橋渡しとして島の外からの視点で、奄美という故郷の素晴らしさを広く伝えています。充実した情報とともにページの作りがとても使いやすいです。
セントラル楽器
1949年から奄美のシマ唄を支えて紹介してきたお店。三線などの民謡楽器や、一般的な楽器の販売とともにシマ唄の録音や音楽教室も開催しています。長年の活躍だけにコラムなどの読み物も興味深いものばかり。奄美のシマ唄を語る上では絶対に外すことのできないサイトです。
お知らせ
怪 〜ayakashi〜
化猫
先だって知り合いから面白いアニメがあると薦められました。早速ネット上からダウンロードして見たのですが、いやはや驚きました。凄まじいまでの切迫感と哀切。そして独創的な画面の美しさ。あまりもの素晴らしさにすぐにDVDを注文しました。その作品は「化猫」

2006年に「怪 〜ayakashi〜」というシリーズの中で放映された三話物。「怪 〜ayakashi〜」として他に放映されていたものはそれほどでもないのですが、この「化猫」だけは驚天動地とでも言える傑作です。内容は実際に見てみないとわからないとしか言いようがありませんが、ある意味では絢爛豪華な紙芝居風とでも言えるでしょうか。タイトルのとおり怪しさタップリなのですが、アニメという枠を越えてこれは明らかに傑作です。

和紙の肌触りを意識した背景に鮮やかな色使い。そしてストーリーとテンポ感、そして音楽のすべてが合わさって独自の完成度の高さを見せています。現在、その反響の大きさからスタッフを再結集して新シリーズを放映しています。残念ながら「化猫」の圧倒的な完成度の高さには及びませんが、充分に楽しめる作品となっています。

しかしながら新シリーズを見れば見るほど気付かされるのが「化猫」の素晴らしさ。すぐに私はDVDを購入しましたが(実はアニメDVDはこれがまだ2枚目)、多くのところで在庫切れになっていて探すのにかなり苦労しました。今では簡単に手に入るようです。DVDを購入しなくても、“DivX”をインストールする必要がありますが“Stage6”で“bake neko”と探せば非常に綺麗な画質で見る事ができます。または“You tube”で“bakeneko”と探せば見つかります。

アニメという枠を越えて素晴らしい作品ですのでぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。
編集担当:中村 聡

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