音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
home | mail magazine | soft | link | internet radio | product | contact |
琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
登録画面
バックナンバー
<< prev top next >>
第82号 : 平成19年10月15日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2007/10/15 号
ご挨拶
めっきり季節は秋。山の方では紅葉の便りも届くようになってきました。もう二週間もすると町の木々たちも色づき始める頃合です。

近所の神社では大きなイチョウの木が盛大に色づきそれはそれは綺麗なものとなります。もちろんそれだけ盛大に色づくということは落ち葉を片付けないといけません。それとあの銀杏の匂いもタップリと漂ってくるということ。それだけに神主さんたちもまめに掃除をしているようです。

この神社の銀杏にはちょっとした縁があるのでこの季節にあると何かと感慨深い今日この頃。秋はやはり何かと物を考える季節なのですかねぇ。スッキリとした青空が続くようだったら、いっちょテントをかついで山に籠ってボンヤリとしてみますか。
おすすめCD
A Century of Tar : セタールの一世紀
An Anthology of the Contemporary Style of Tar Playing in Persian Classical Music
( Mahoor Institute : M.CD-72 & 73 )
歴代のタール名人を集めたコンピレーション。セタールと比べて瓢箪型の胴回りの形からか音の余韻が短く響きます。その分、音のひとつひとつの粒立ちがハッキリしていると言えます。纖細に震える音の連なりが非常に魅力的です。

カジャール朝の伝説的な演奏家であるミルザー・アブドゥッラー(1843-1918)の古い録音までも揃っていますが、ここに紹介されている演奏家はどれも名演奏家として名高い人ばかり。演奏はどれも素晴らしく、細かな音が取りの囀りのように転がっていく様に聞きほれてしまいます。日本に来日したこともあるホセイン・アリザーデやほぼ同世代で活躍しているダリウーシュ・タライの演奏も入っています。タールを聞く上では必須のタイトルです。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
⇒試聴先(Mahoor Institute of Culture and Art)

Art of Tar From Qajar Period :
アーガー・ホセイン・ゴリー&ダルヴィーシュ・ハーン
Aqa Hoseyn-Qoli and Darvish khan ( tar )
Seyyed Ahmad Khan ( Vocal )
( Mahoor Institute : M.CD-62 )
ミルザー・アブドゥッラーの弟で現代ペルシア音楽の父と呼ばれるアーガー・ホセイン・ゴリー(1851-1916)とその弟子に当たるダルヴィーシュ・ハーン(1872-1926)の演奏を収めたアルバム。アーガー・ホセイン・ゴリーの録音も貴重この上ないのですが、特筆すべきなのがダルヴィーシュ・ハーン。タールの演奏家として、そして作曲者として20世紀前半、第一に数えられるべき演奏家として活躍しました。非常に多くの高弟を残したことでも知られています。ちなみに、ワールド・ミュージック系のネットラジオではトップクラスのサイトである“Radio Darvish”の名前もこのダルヴィーシュ・ハーンにちなんだもの。

ここでは師匠のタールの素晴らしい妙技を支える相方としての演奏になっているようです(もしかしたら逆かも)。二人の競演は、互いでの間の取り方が絶妙で気品が漂っています。メインの演奏もそれを支える相方の演奏も高いレベルにあることが分かります。また録音が古いからか聞いていると往年のフラメンコ・ギターのようにも聞えてたくるのが面白いところです。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
⇒試聴先(Mahoor Institute of Culture and Art)

Art Of Improvisation : ホセイン・アリザーデ
Hossein Alizadeh ( tar & Tanbur )
Madjid Khaladj ( Tombak & Daf )
( WERGO : SM 1530-2 )
1996年にアリザーデがベルリンで一気に弾き上げた名演。微細なところまで美しく響くタールの特徴を見事に捕らえた録音が何よりも素晴らしいです。往年の名演奏家の演奏も素晴らしいのですが、やはりタールのように微細な音の美しさを特徴とする楽器になると録音が良いと聞き惚れるという言葉が素直に口から出てきます。

語るように紡ぎだされる音楽は大きな放物線を描くかのように静かにヒタヒタと盛り上がっていき、陶然とした世界へといざなっていきます。澄み切った心で遠くをただ見つめているかのような気持ちになっていきます。録音の良いペルシア音楽の器楽を聞きたいならば絶対にお勧めの一枚!またアリザーデは来日公演のDVD(⇒ソフト情報)も出ているのでこれもお勧め。
⇒ソフト情報・購入先(世界の民族音楽の店 ZeAmi)
⇒試聴先(Amazon.de)
おすすめサイト
【チャーハン虎の巻】レシピや作り方特集
チャーハンの歴史からピラフや焼き飯の違いまで。定番のレシピから雑学まで。目からウロコの情報が満載。見た目も綺麗なサイトです。只ならぬこだわりを感じさせるページ作りですが、ところどころで飄々とした視線もあって楽しいです。チャーハンを語る上で必見のサイト。
チャーハン・炒飯 美味礼賛
東京を中心に各店のチャーハンの食べ歩き。美味しいチャーハンならではのパラパラ感を伝える写真に思わずゴクリ。10点満点での評価とレビューには厳しい審美眼が向けられています。お店の場所から営業情報まで紹介。あなたの近くの名店は何点?
チャーハン(炒飯)レシピ
現役中華料理店主人のおいしいチャーハンレシピ。子供から大人までを魅了し続ける美味しいチャーハンの作り方とレシピを伝授。プロの視点から見たチャーハン作りのコツが詳しく書かれていて参考になります。チャーハン職人の愛情が溢れるサイト。「炒飯修行物語」も楽しい読み物です。
後 記
大学時代にレストランでアルバイトをしていました。ときどき宴会もある結構大きな有名店だったのですが、宴会での残り物を仕事が追えた後にみんなで試食(^^;)することもしばしば。そこで「東京にはこんな美味い物があるのか!」と衝撃を覚えたのがチャーハンでした。

宴会料理の〆として出されていたものでしたが、それはもう絶品でした。ごくごく普通の卵チャーハンだったのですが、パラパラとした食感とともにシンプルながらも奧深い味わい。それまで食べてきたチャーハンは一体なんだったのだろうとショックを受けました。今もって、あのときのチャーハンを超えるものは有名店であっても食べたことがありません。

それ以来、「中華料理はチャーハンに始まりチャーハンに終わる!」と考えチャーハン道を極めようとやってきました。しかしやはり所詮は素人料理。火力も足りないのでなかなか上手くはいきませんが、それなりに自信は持てるものとなってはいます。結構パラパラに仕上がって皆に食してもらうと好評ではあります。しかしあのときの衝撃のチャーハンには及ぶべきもない。。。今もってあのときのチャーハンの秘密はわかりません。やっぱり腕の問題なのかなぁ。

チャーハンにはこだわりを持っているのですが、意外とチャーハン作りで皆さんが勘違いしている部分があります。案外パラパラにするのは簡単です。必須事項は次の3つ。

1.ご飯は温かいものを使う。冷飯は厳禁!
2.卵を入れたらすぐにご飯を入れて一回ひっくり返す。
3.必ずお玉でご飯を潰しながら炒める。絶対にお玉!

大事なのは卵を入れた後、3秒も立たない後にご飯を入れること。これで油を含んだ卵でご飯がコーティングされるんです。イメージとしては最初は、半熟の卵ご飯に一回してしまうということ。それをひっくり返した後、お玉で潰して何回かかき混ぜればア〜ラ不思議!パラパラのチャーハンのでき上がり。

もちろん味付けなど微妙な部分の詰めはありますが、この3点だけ押さえれば見違える出来ばえになります。一度皆さんもお試しあれ。
編集担当:中村 聡

【ご意見・お問い合わせ】 : mailing@onkanwa.com

☆メールマガジンの購読登録・停止はこちら
http://www.onkanwa.com/mailing/form.html

※このメールマガジンはhtml形式で配信されています。
発行:琥珀音響工芸舎
Copyright(c) onkanwa.com All rights reserved.
<< prev top next >>