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| おすすめCD |
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| オムニバス |
| ( キングレコード : KICG3074 ) |
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「古今集」に歴史をさかのぼる「わが君は……」の歌。その歌が日本の国歌「君が代」の元となっています。「君が代」の「君」は当代の天皇の御世長久を寿ぐばかりではなく、尊敬する相手の長寿を祝うという意味での「君」でもあり、庶民の間でもこの「わが君は……」は最高の祝いの吉祥の歌であったようです。江戸時代では正月のお祝いのお餅を食べるときに歌う風習もあったようです。最近の変にかしこばっている国歌といったものではなく、案外身近なものだったのですね。
このアルバムで特筆に価するのがそういった資料と歴史の背景を綿密に紹介したライナーノート。実に充実しています。特にミ・ソ・ラの音が「君が代」の味噌でそれが日本人の心地よさにインプットされているという話や、明治時代に国歌として演奏された最初の「君が代」は急遽間に合わせで作られていた全くの別物といった話など目から鱗の話がゾロゾロ。
もちろん中に入っている音楽もなかなか興味深いもの。様々な変奏曲の題材になったり、呆気にとられるほど壮大な曲になっていたり。なんとなしに面白半分で聞いていけるのですが、聞き終わった後やっぱり「君が代」は寿ぐよい曲だなとの気がしてきます。企画物のアルバムとしては最高のできばえです。
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| オムニバス |
| ( キングレコード : KICG3076 ) |
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雅楽の中で最も知られている「越天楽」。これまで幅広く知られるようになったのは、雅楽のエッセンスが詰まりつつ短くまとまっているという背景があるようです。それだけに西洋音楽などに置き換えるときにも題材として利用しやすかったのだとか。
このアルバムの中に収められているものの中で興味深いのが、SP時代に録音されたストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団によるもの。本来の雅楽合奏と比べても実にその雰囲気が伝わるものとなっていてよくここまでの名演奏ができるものだと感心するばかり。それ以外にも胡弓による演奏や箏曲のものなども。よく「越天楽」でここまで集めることができたものだと思うのと同時に、「越天楽」を題材にすることで日本の音楽が西洋音楽とどのようにかかわってきたのかも見えてくるアルバムとなっています。
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| オムニバス |
| ( キングレコード : KICG-3073 ) |
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キングレコードの「すべての●●」シリーズ。一番最初にその嚆矢となったのがこの「軍艦マーチのすべて」です。1998年に発売された当初、「よくこんなものだすなぁ」と感心することしきりだったのですが購入せずじまい。それから時は流れ、ネット上で試聴ができることとなって、このアルバムの詳細を知りすぐさま購入しました。
そのきっかけはトラック7でのミャンマー国軍が歌った軍艦マーチを聴いて。これは、これは、これはーーーーっ。一回聞いてノックアウトでした。壮大雄渾な軍艦マーチがタップリ入っているのだろうとの私の想像は儚くも崩れ去りました。ほとんど膝から崩れ落ちたも同然。これだけは是非とも試聴のほど ! !
それ以外にも様々な軍艦マーチの姿が見えてとても楽しい。個人的には東海林太郎のものや独逸ポリドールの演奏がお気に入り。オーケストラのゴージャスなものもあるのだろうと期待していたのですが、その演奏はちょっと精神分裂症的な影があっていまいち。「碌な演奏家じゃねぇな。誰の演奏だろ?」と思って確認するとこれには唖然・呆然・愕然。いやはや取り扱い注意のアルバムです。おいそれと人には薦められませんが、私にとってはミャンマー国軍の演奏が聴けるだけでも感涙の宝物となっています。
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