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| おすすめCD |
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| The Art of the Finnish Kantele |
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| マッティ・ポケラ ( カンテレ ) etc |
| ( Arc Music : EUCD1342 ) |
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フィンランドに伝わる民族叙事詩「カレワラ」。その叙事詩の中で象徴的に扱われるのが琴カンテレです。もともとは5弦だけのシンプルな楽器だったのですが、最近では39弦ものコンサート・カンテレも出てきています。5弦のカンテレの味わい深い響きも魅力的ですが、そのコンサート・カンテレの響き玄妙という言葉がぴったりのもの。
1960年代からフィンランドでは自国の伝統音楽の復興が始まります。もともとカレワラを題材にした作品を数多く残した作曲家シベリウスが独立に大きく寄与した国だけあって、伝統音楽には愛着が深かったようですが、より一層盛んになり、今ではヨーロッパの中でも伝統音楽がリアルタイムで根付いている数少ない地域となっています。その再復興の中心にいたのがカンテレ奏者のマッティ・ポケラ。彼の演奏とともに著名な演奏家を集めたタイトルです。他にもカンテレにはお勧めのCDはあるのですがなかなか手に入りにくいのが実状。その中、手始めとしては入手しやすさと合わせ充分にお勧めできるタイトルです。
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| あらひろこ (コンサートカンテレ、5弦カンテレ ) etc |
| ( green pegion music : 2007 ) |
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日本でカンテレを紹介している“あらひろこ”の二枚目のアルバム。フィンランドの伝統曲も演奏していますが、基本的にはオリジナルと即興曲。「静かな森にこぼれおちる、月のしずくのイメージ」とのこと。カンテレの静かで思わず耳をそばだててしまう響きには、まさにその言葉がピッタリ。
フィンランドに合わせて演奏するというのではなく、自分で感じた音・音楽をそのまま演奏している感じが非常に良いです。そのことで、カンテレの響きの美しさとあいまって、日本人ならではの繊細でしなやかな情感、叙情性が生きることとなっています。ところどころで入ってくる馬頭琴の響きにも“ふと”した情感が心の中で見つかるようです。実に心地よく穏やかな気持ちになれる一枚です。
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| Minna Padilla & The Helsinki Koto Ensemble |
| ( Texicalli Records : TEXCD 082 ) |
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フィンランドの箏奏者ミンナ・パディッラが寂蓮や小町、芭蕉や西行などの和歌・俳句を題材に作曲した曲集。フィンランド伝統音楽と和楽器というの不思議な組み合わせですが、これが信じがたいほどに見事にブレンドしています。箏の響きがより素朴なコンサート・カンテレのような響きとなって実にすばらしい音楽になっています。
何よりも好感が持てるのが、音楽の素材と楽器は日本によりながら、そこから奏でられる音楽は紛うことなくフィンランドの伝統音楽であるということ。自らのスタンスをきちんと踏まえた上で、相手の文化のより良いところを自らにフィードバックしていく。もちろん、相手の文化には敬意を払いつつ。その謙虚な姿勢が音楽にも表れているような気がします。意外な組み合わせですが、これはお勧めです。
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