音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第90号 : 平成20年2月15日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2008/02/15 号
ご挨拶
いやはや。前回のメルマガで雪景色はいいなぁ〜と呑気に書いていたら大変なことになっちゃいました。今年の雪はこれが最後と思って書いていたのですが、それ以降の雪、雪、雪の天気。ちょっと驚いてしまいました。やはりシベリア寒気団御一行は侮り難しでした。

とは言っても、結局東京では最低気温が確か0℃止まりだったはず。以前は、マイナスの気温になることも珍しくなかったような気がします。実際、本当に寒い日の完全防寒の革ジャンなどを着ることもなく過ぎたことを考えると案外寒い日が続いただけでしかなかったのかなという気もします。

何はともあれあと一週間もすれば寒さのピークも過ぎる模様。日に日に春に近づき、何となく眠くなる日が多くなりそうです。
おすすめCD
Gula Gula : Mari Boine
マリ・ボイネ ( Vocal )
( Emarcy Rec : 0177812 )
スカンジナビア半島北部に居住するサーミ人。以前はラップ人と呼ばれていましたが最近ではサーメ人という名称が定着しています。サーメ人はもともとトナカイなどの遊牧を営み、精霊信仰やシャーマニズムの色濃い文化を持っている人々とされています。そのことからか音楽の特徴として、無伴奏で歌われる即興歌ヨイクに一種独特な呪術的な色合いが漂っていることがあげることができます。

そのサーメ人歌手として知られているのがマリ・ボイネ。ここで紹介するのは1989年に発売されたセカンドアルバム。非常に入手しにくくなっていたものを2005年にリマスターしたものです。ポップスとの融合がより進んでいるのが最近の彼女の傾向だといえますが、デビュー間もない頃の作品だけによりクラシカルな演奏となっています。基本的にはシンプルなパーカッションとギターを中心とした演奏で、派手さはありませんがじわじわと不思議に心に訴えかけるものがあります。
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Mattarahku Askai : Ulla Pirttijarvi
Ulla Pirttijarvi ( Vocal )
( DAT : DATCD23 )
サーミ人によるヨイク復興の旗手ニルス・アスラク・ヴァルケアパェーやマリ・ボイネらの活躍によって、多くのヨイク歌手が活躍するようになっています。その中の一人がウッラ=ピルッティヤルヴィです。彼女の特徴としてはヨイクの艶っぽさを残しつつ、非常に力が抜けて大らかに包み込むようなところがあるところ。最近のヨイクの特徴として電子楽器なども取り入れつつ演奏していますが、どちらかというと少なめ。

透き通った声とサーメ語自体のいい意味での濁り。その混ざり具合が実によい按配となっています。シンプルなアレンジでゆっくりと聞かせる最後のアルバム・タイトル曲などは絶妙。頭上を舞う白鳥が輝く銀のリボンのように、太陽のもやの中へ消え行くかのように。。。ついつい聞き入った後、静かな気持ちになる名曲です。
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Rosensfole
Agnes Buen Garnas ( Vocal )
Jan Garbarek ( Sax )
( ECM : 839293 )
ノルウェー伝統音楽の代表的な歌い手の一人であるアグネス・ビュエン・ガルノス。彼女が自身のアルバムの編曲を透明なサックスの響きで知られるヤン・ガルバレクに依頼して完成されたアルバム。もともとヤン・ガルバレクは世界各国の民俗音楽演奏家と演奏したり、自国ノルウェーの民謡を題材にしたアルバムを出したこともあり、彼自身にとっても大きな転機となった名盤の誉れ高いアルバムです。

もともと入り組んだ港町が多いノルウェー。外部との交流が限定されていたため伝承曲が古い形で残ってきた背景があるようです。ノルウェーの伝承曲採取に大きな貢献をしてきたビュエン家に生まれたアグネス・ビュエン・ガルノスの音楽はかなりオーセンティックなもののようです。その清々しく晴れやかな歌声に繊細で幻想的なガルバレクのサックスと音楽が絡まっていく。ECMの録音で特徴的なエコーがタップリ入った録音のため、イージーリスニング的に聞こえてしまう部分もありますが、よい意味で幻想的な雰囲気を生かすこととなっています。
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おすすめサイト
散歩の達人
首都圏散策マガジン『散歩の達人』のサイト。編集部員によるWEBコラムやグルメの迷宮など充実した読み物となっていて雑誌と同様の楽しさがあります。今月の祭り&イベントやちょっと気になる小物を紹介するブログ「散歩の新兵器」も併設されてお勧めです!
東京紅團(東京紅団)
思いがけないところに文学などで描かれた場所のある場所のある東京。思い がけないところに歴史や文化の痕跡をみつけることができます。その東京の歴史の痕跡や東京の顔を季節の風景も交えて東京を紹介。文学好きにはたまらない散歩情報のサイトです。非常に情報が充実しています。
お散歩の達人
街角散策評論家の“大森すみれ”さんのデジタルカメラとともに歩く超散歩術。カメラをひとつ携えての"お散歩のすすめ"。気ままに街角散策しつつ写真撮影することの楽しさを紹介しています。また写真を紹介するスライド上映館も身近な発見があって楽しいです。
後 記
2月に入ってからの急激な冷え込みも体が慣れてきた聖なのでしょうか。寒い中にも少しずつ暖かさが感じられるようになった気がします。日がかげる時間も少しずつ遅くなり、日差しの色合いもほんの少しですが冬の日差しの色合いと変わっている気がします。

雨が降って寒い日は底冷えでげんなりとした気持ちになりますが、その後だからこそ清々しく晴れた日は気持ちが良いものです。そんな日には、着膨れしながら近所をブラブラすると心軽く気持ちが良いものです。近所に神社と大きな森林があるのでその周辺を一周するだけで何か元気になる気がします。

ものを見るときの高さ。その目線の高さでものの見え方と感じ方は変わってくるような気がします。電車の中か、バスの中から、自動車の中から。そして自転車に乗っての目線。高いところから見える景色と同じ高さから見える景色。その点、実際に自分自身の足を使ってあるて見えてくる世界が私は一番しっくりします。

通常でもかなり距離を歩くほうなのですが、旅行するとできる限り足で稼ぐぞと歩き回ります。やはり実際に歩いて見ないとその土地と空気を吸うことはできませんし、その土地の人たちにとっての距離感もつかめないものです。歩きすぎてくたくたになりつつもやはり足で稼いだ情報は強く印象に残るものです。とは言いつつも実際には交通費をケチっている部分もありますが(^^;)

少しずつ春めいて外に出てみたくなる気持ちになる季節。ゆっくり歩くことで見えてくる近所の変化や小さな風景でも楽しんでみてはいかがでしょうか。
編集担当:中村 聡

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