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| おすすめCD |
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| Amalia Rodrigues : Queen of the Fado |
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| アマリア・ロドリゲス ( Vocal ) |
| ( Sounds of the World : SOW90107 ) |
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ポルトガル歌謡のファド。ファドの演奏家でまず絶対最初に紹介しなければならないのが、アマリア・ロドリゲスです。ファドと言ったならば彼女のことといっても過言ではありません。あまりにもその存在が大きかったが故に、ファドの後継者がしばらく排出されなかったとまで言われるほどです。
このタイトルはその彼女のベスト盤とも言えるもの。失恋や別れといった内容の歌を情感豊かにメロウな声で歌い上げるところはついつい聞き惚れてしまいます。ファドの情感を表す言葉としてポルトガル語のサウダーデという言葉がよく使われます。失われたものを愛おしみ、帰らぬものを悼む切々とした感情のことで「懐かしさ」「未練」「懐旧の情」「愛惜」「郷愁」「ノスタルジー」「孤愁」色々な訳語で表現される情感とされ、最終的には、やはりサウダーデとしか表現しようの無いものですが、まさにその言葉は彼女の歌のためにあるといっても良いのかもしれません。素晴らしいです。
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| マリーザ ( Vocal ) |
| ( Times Square Records : 9026 ) |
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アマリア・ロドリゲスの後、一時期低迷していたファドですが、現在では実に才能豊かな歌手(ファディスタ)が数多く排出され幅広い人気を得るようになって来ています。もともとは男性・女性関係無く歌われるファドですが、若手のファディスタで特筆されるのは女性で有能な歌手が多いこと。その中でも最も評価が高いのがここで紹介するマリーザです。
彼女の美質として上げられるのが芯の強さを感じさせながら見事にコントロールされた声とその表現力。アマリア・ロドリゲスのスタイルを継承していると評されますが、表現が非常に率直です。古典的なスタイルを模倣するのではなく、自らの心の中から沸きあがってくるものに忠実。最近では声が強く出しすぎることもあるようですが、ここでは絶妙のバランスとなっています。これからのファドを担うだけに代表的なタイトルがたくさん出るのでしょうが、初期の彼女の名盤としてお勧めです。
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| Cristina Branco : Ulisses |
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| クリスティーナ・ブランコ ( Vocal ) |
| ( Emarcy : 9820898 ) |
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もともと庶民の歌ということで評価されていなかったファドを高く評価させたのがアマリア・ロドリゲス。その背景もあったなのた最近では今までは考えられなかったような人々がファドか主として活躍するようになっているようです。そのひとりとして上げられるのがクリスティーナ・ブランコです。
1972年生まれのクリスティーナ・ブランコ。もともとはブルースやジャズなどを歌っていたそうですが、18歳のときにファドと出会い、その後の活躍が始まります。彼女の特徴として挙げられるのは、しなやかに真っ直ぐ線を描くように伸びていく声とその歌いまわしの線の美しさ。時々若さゆえのつたなさとギリギリの部分が出てくるところもありますが、その新鮮な響きは実に美しい。古典的でありながらまったく新しい息吹をもってファドが生き返ったかのようです。何よりも気品があるという言葉がピッタリです。
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