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琥珀音響工芸舎・メールマガジン【東風】
心安らいだり、思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを紹介していきます。毎月1・15日配信です。
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第93号 : 平成20年4月1日
耳を澄まして聞こえてくる自然の響き。思わず笑みを浮かべてしまう音楽などの情報、サイトを見つけてみました。
http://www.onkanwa.com/
(毎月 1・15日配信)
2008/04/01 号
ご挨拶
もの凄い風。まさに春の嵐の一日でした。

昨日は近所の神社のお花見をしてこようと思っていたのですが、残念な天気。今日は早めに起きると見事な快晴!早速、神社へと足を運びました。しかしまぁ、風が強いこと強いこと。その結果、桜並木はまさに花吹雪。時々、ザザッと大風が吹くならば良いのですが、のべつくまなく吹きさらしているので残念ながら風情がない(T_T)せっかく来たのにとちょっとしょんぼりでした。

風もおさまり、今週一杯はお花見が楽しめそうです。やはり桜の花は美しいです。元々は葉桜などが好きだったのですが、最近では素直に満開の桜を堪能するようになってきています。あっという間の短い時間ですが、大風はこのぐらいでしばらく良い天気が続くと良いですね。
おすすめCD
Astor Piazzolla : La Camorra
アストル・ピアソラ ( バンドネオン ) etc
( Wea Japan : WPCS10200 )
アルゼンチン・タンゴの枠組みをはるかに超えた数々の素晴らしい音楽を残したピアソラ。踊ることのできないタンゴと批判されることも多かったようですがその切迫感あふれる音楽の説得力は圧倒的です。悲しげな瞳に誠実で強い意思を湛える。その独自の音楽は一度聞くと絶対に忘れることができないほどの魅力があります。そのピアソラの最晩年、最後のスタジオ録音として1988年に残したのがこのアルバムです。

静かに、しかし緊張感を持って切々と歌い上げるバンドネオンを核に繰り広げられる五重奏団(キンテート)。一極目から最後まで一気に聞かせます。スタジオ録音の堅苦しさは無く、むしろライブのような雰囲気を持っているのがこのアルバムの特徴といって良いかもしれません。
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Astor Piazzolla : Tango -Zero Hour
アストル・ピアソラ ( バンドネオン ) etc
( Wea Japan : WPCS5100 )
ピアソラのアルバムの中で第一にあげられる名盤として自他ともに認められている最高傑作。激しく強いリズムとバンドネオンならではの持続する緊張感。何よりも一曲ごとの音楽の完成度が非常に高い。まったく隙がないといって良いほどの完成度を持っています。まさに固唾を呑んで聞くといった感じ。

もともとオルガンの代用であったバンドネオン。そのことも関係してかピアソラはバッハを非常に尊敬し、自身ではタンゴ音楽家との意識はあまり無くむしろクラシック音楽の作曲者との意識を持っていたようです。実際、そのクラシック音楽の技法とタンゴが合わさった最高傑作といえるのがこのタイトル。個人的には自在でありながら程よい隙間の有る“La Camorra”の方が好きですが、完璧なまで積み上げられたこの“Tango -Zero Hour”はやはり最初にあげられるべき名盤といって良いでしょう。
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Astor Piazzolla : Live At Montreal 1984
アストル・ピアソラ ( バンドネオン ) etc
( コロムビア : COBY91372 )
1984年モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブ演奏。ピアソラのライブ映像の中で一般に入手できるお勧めのものです。ピアソラにしては全般的に軽快な感じがありますが、踏みしめるような強いリズムの部分はいつもと同じように激しく厳しい。全般的には最高レベルとまではいきませんが、名演といって良いでしょう。

自身の最高傑作と称していた“Adios Nonino ”も聞くことができます。残念なのは“Adios Nonino ”の前半部のピアノ独奏部がミスタッチが酷く情感的にもいまひとつ軽いところ。ピアソラのバンドネオンが入ってきてはやはり圧倒的。音質も画像もそれほど良いとはいえませんが、やはりライブならではの魅力を伝えるもの。ピアソラ好きにはたまらない一枚です。
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おすすめサイト
コーヒー事典
コーヒーの種類・基礎知識から、おいしい淹れ方(おいしい入れ方)などを紹介しているこだわりサイト。拘りに拘り抜いたサイトではありませんが、コーヒーに関する情報をわかりやすくピックアップして紹介しています。最初にこちらで按配をつかんで詳しく調べると良いかも。
YouTubeで学ぶコーヒーの入れ方
やはり美味しいコーヒーを飲む上で大切なのは丁寧にコーヒーの粉の膨らみ具合などを確かめながらの淹れ方。そのコツは文章を読んでもいまひとつ掴みかねるところがありますが、その部分を“You Tube”の動画で紹介。動画を見るだけでコーヒーの香りが漂ってくるようです。
秘蔵!コーヒー豆知識
有機栽培コーヒー豆の専門店「生豆屋」の店長さんが発行してきたメルマガの情報をまとめたサイト。長年続けてきたメルマガだけに情報は実に充実しています。色々と読んでいるとなるほどと思える新しい発見がたくさんあります。内容の充実振りと継続し続けたその誠意に敬服。
後 記
元々こだわりを持っていたコーヒー。大学時代のアルバイト先でエスプレッソを飲んでからすっかりコーヒー党に。さすがにエスプレッソ・マシンを買うことはありませんでしたが、一時期はコーヒーサイフォンまで購入し楽しんでいたことがあります。今では、淹れかたにさほどこだわらずペーパードリップが一番シンプルで好きだったりします。

世界中に広がっているコーヒー。様々な飲み方があります。練乳を入れて楽しむベトナム・コーヒー、細かい粉末でドロドロのトルコ・コーヒーなど。それぞれの美味しさがあります。個人的には結構好きなのがバリ・コーヒー。バリ島ではコップ自体に粉を入れてその上澄みを楽しむというやり方。そのことからヒントを受け、荒引きの豆をタップリと使ってバリ・コーヒー方式の飲み方も楽しんでます。邪道中の邪道なのですが、これほどまでにシンプルな飲み方だとコーヒー豆の違いがダイレクトに出ます。

コーヒーの歴史を見ていくとなかなか面白いものがあります。世界中に広がっているコーヒーも元はイエメンで栽培されアラブ世界を中心に嗜好品として広がりを持ちました。そのイエメンの苗を違法に持ち出し南インドで栽培し始めたのが実は、世界でコーヒーが広がるきっかけになっています。そのため東南アジアやブラジルなどのコーヒーの祖先はそのインドだったりします。

インドといったらチャイのイメージが強いですが、チャイが飲まれるようになったのも実際はせいぜい100年。それまではコーヒーが主流でしたし、南インドではコーヒーが圧倒的に飲まれています。実際に現地のコーヒーの飲んだことがありますが、実に芳しくいままで飲んできたコーヒーの中でも最高級のものでした。

子供の頃は甘ったるいコーヒー牛乳ばかりでしたが、いまでは一番好きなのは深煎りの濃いブラック・コーヒー。それもこれも大学時代の強烈な体験が元。美味しいものと出会うとそこから色々と興味が派生していきます。そんなにお金がかかることでなくても、ちょっと興味を広げることで日々の楽しさが増えていく気がします。

コーヒーなどの嗜好品に限らず、ちょっと興味をいくつも見つけて楽しみを増やして生きたいものですね。
編集担当:中村 聡

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