音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎のおすすめソフト おすすめソフトを紹介するページです。皆さんに是非とも耳にしていただきたい音楽などを新旧取り揃えて紹介します。
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世界中のポピュラー音楽の中で心がゆっくりとほぐれて行くような音楽と、思わず元気が満ちてくるような音楽をご紹介します。
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Ali Hassan Kuban : Walk Like a Nubian
Ali Hassan Kuban ( Vocal, etc )
( Piranha : pir43-2 )
大学生の頃、CDショップでの試聴機に置かれていたのが、このCD。「これぞエジプトの河内音頭 ! ! 」との推薦文が書いてあったので、ジャケットを良く見ると、いかにもいい加減そうな歯ッ欠けジジイがエレクトリック・ウード(?)をかっこつけて持っています。その怪しさに思わずニンマリ ( ̄ー ̄) で、ヘッドフォンを耳にかけたところ、その想像を遥かに超えた怪しさに度肝を抜かれてしまいました。

カッコイイんだか、ドン臭いのか、やる気があるのかやる気がないのかワケワカラン。

演奏しているのは、エジプト文明を担っていたとされるヌビア人のアリ・ハッサーン・クバーン。地元の結婚式などで演奏して絶対的な人気を得ていた人物。残念ながらもう故人ですが、日本に来日したこともあります。また名前のクバーンは、どうやらキューバ音楽に憧れたことから付けられたものらしいです。

ジャケットで見るように、そのヴォーカルは張りがあるものの、どこかすっとぼけた味わいがあります。音楽のノリの良さは、洗練されているとは言いづらいのですが、どうしようもなく体がウズウズして音楽と一緒に動き出してしまいます。その魅力は、河内音頭であるかどうかは別にして、日本人の感性に訴えかける部分があるような気がします。元気になること請け合いのソフトですので是非とも一聴をお勧めします!
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Fela Kuti : Underground System
フェラ・クティ ( Sax, バンドリーダー )
( ユニバーサル インターナショナル : UICY3465 )
アフリカ音楽のポップスを聴いていく中で絶対に外すことの出来ない巨人がこのフェラ・クティ。1938年ナイジェリアに生まれたフェラ・クティは、『アフロビート』と自らの音楽を称し、1970年代から圧倒的なまでの影響力をもたらしました。

ジャズやファンクの影響を受けながらもアフリカ音楽に根ざした音楽のグルーブ感は、将に圧倒的。フェラ・クティによるサックスとヴォーカルは、力感に溢れ絶大なエネルギーを持っています。サックスは咆哮という言葉がピッタリです。歌詞は、政治を皮肉ったもので政治的メッセージが濃いもので、一生涯政府との戦いに明け暮れた演奏家でもあります。しかしその背景や歌詞の内容がわからなくても、音楽自体がもの凄いエネルギーを持って圧倒されます。

そのフェラ・クティの最後の作品となったのが、ここで紹介している作品。もともとグルーブ感の強い音楽よりも、しみじみ聞ける音楽が好みの私としては、このCDを実際に聴く前はそれほど期待していませんでした。しかし、最初の一音でガツンと殴られてから、最後まで一気に聞き終わり圧倒されました。

政治的色合いが入っていたり、グルーブ系の音楽であることから、好きだと言える要素はほとんどないのですが、このフェラ・クティについてだけは全く別。ギラギラ暑い日差しの季節になると、一種の気付け薬としてこのCDを頻繁に聞きます。アフリカ音楽に興味がある方は、このタイトルでなくてもたくさん彼のタイトルは出ていますのでお聞きになってはいかがでしょうか。
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Moffou : Salif Keita
サリフ・ケイタ ( ヴォーカル、ギター )
セザリア・エヴォラ ( ヴォーカル ) 他
( ユニバーサル : UCCM1035 )
1980年代からアフリカン・ポップスを牽引する第一人者として活躍してきたサリフ・ケイタ。当時から電子音を使いながらマリの音楽を浮かび上がらせていましたが、このタイトルではアコースティック楽器だけの編成で懐深く、優しく穏やかな音楽が奏でられています。

タイトル名は彼がマリでオープンさせたクラブの名前から取ったもの。彼自身のルーツに改めて目を向ける姿勢を見せた作品となっています。より一層洗練された新作の「M'BEMBA」も素晴らしいのですが、こちらでの民族楽器演奏の方がより素朴な手触りがあります。何度も聞けば聞くほど味わいが深まる名作です。
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伝説のギタリスト、ジョージ・シバンダ
幻のヒュー・トレイシー・レコーディング・シリーズ
〜 50年代アフリカの音 : ジンバブエ南部 〜
( アオラ・コーポレーション : BNSCD566 )
1950年代におこなわれた、アフリカ・フィールド・レコーディングの最高峰とされるヒュー・トレーシーによる膨大な録音群から編集されたシリーズ物のひとつです。

当時の民俗音楽の録音は、資料的な価値が高くても聞き飽きてしまうようなものがないわけではありません。その点、このヒュー・トレイシーの録音は、50年代とは思えないクリアーな録音で、何よりも音楽の楽しさがダイレクトに伝わってくるものばかりです。おそらくこの録音を手がけたヒュー・トレイシー自体がその音楽に魅了されていたのでしょう。その音楽に対する愛情がそのまま録音の中に聞こえてきます。

ここで紹介するのは、東南アフリカ諸国でヒットを飛ばしたという、伝説のギター弾き語りジャージ・シバンダの録音を集めた世界初アルバム。演奏者のジャージ・シバンダは現在では写真も残っていない謎の多い演奏家だとのことですが、ギター片手に歌われるその音楽は、自然体で理屈抜きに楽しい演奏集です。思わずご機嫌になる演奏ですo( ^_^ )o

このCD以外にも宝物のような録音ばかりです。多様な種類の最上の音楽を、最高の時代に、最高のクオリティーで録音を残したヒュー・トレーシーのシリーズ。一度試しに手にとってみてはいかがでしょうか。
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Abdul Tee-jay : Palm Wine A Go-go
アブドゥル・ティー・ジェイ ( ヴォーカル、ギター ) etc
( RESPECT RECORDS : RES76 )
もともとコラの音楽を愛聴していたからか、アフリカ西海岸沿いの音楽は、波長が合うものが多いです。高い青空からの日差しと潮騒が遠くから聞こえてくる感じがするといったら良いでしょうか。ここで紹介するタイトルもその代表的なもの。

アフリカ西海岸のシエラオーネ。当地の代表的なお酒が、パームワイン。椰子の木の樹液を醗酵させてできる、当地では非常に身近なお酒です。そのパームワインを飲みながら、和気藹々と陽気に歌を歌って楽しむ。それが、パームワイン・ソングと称されているもの。

パームワイン・ソングをもっとも正統的な形で演奏しているアブドゥル・ティー・ジェイ。アコースティックだけのシンプルな編成がより、穏やかな清涼感を増しています。浜風を感じながら冷たいお酒を、といったシチュエーションにピッタリです。
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Mapou : Rene Lacaille
ルネ・ラカイユ ( アコーディオン、ヴォーカル ) etc
( Riverboat : 1033 )
マダガスカル島から800Kmの東、インド洋に位置するフランス領の火山島レユニオン。インド洋の真ん中にあるだけにアフリカ音楽の影響やインド音楽、イスラーム音楽の影響も垣間見えながら独自の音楽の広がりをもっています。このタイトルで演奏しているルネ・ラカイユは7歳の頃から島の結婚式などのパーティーで父親の厳しい教えの下、音楽家として出発した代表的な演奏家。最近ではレゾネーター・ギターの名手として知られるボブ・ブロスマンと競演し、世界的にも注目を集めるようになっています。

その音楽は大らかなノリの良さが抜群。ルネ・ラカイユのリラックスした渋いヴォーカルが実に暖かく、気兼ねのしない包容力を感じさせます。不思議なのはセネガルなどのアフリカ西海岸の音楽とも何か似た感じもあること。レユニオン島の位置から見ると、案外海のルートで西アフリカとインドは繋がっていてその中継地点としての役割もあるのかなという気もしてきます。
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