音・感・和 : 自然音再生の琥珀音響工芸舎
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琥珀音響工芸舎のおすすめソフト おすすめソフトを紹介するページです。皆さんに是非とも耳にしていただきたい音楽などを新旧取り揃えて紹介します。
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世界中のポピュラー音楽の中で心がゆっくりとほぐれて行くような音楽と、思わず元気が満ちてくるような音楽をご紹介します。
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ケ麗君 / 淡淡幽情
テレサ・テン ( Vocal )
( OMAGATOKI : SC-6101 )
テレサ・テン(ケ麗君)というと、「8時だヨ!全員集合」に良く出ていたなぁ〜という意識で、歌の上手さには舌を巻きつつも、今ひとつピンとこないのが実状でした。しかし、彼女の最高傑作誰もが認めるこのタイトル。これを初めて聴いたときは、まさに目からウロコ、耳からウロコでした。

日本でのテレサ・テンは、レコード会社の意向で演歌の要素を強くして売り出されていたようです。しかし彼女は、中国圏や東南アジアでは圧倒的な評価を受けていますが、その本当の実像はこのアルバムに現れているようです。

中国の宋代に数多く作られた「詞」を基にしてアレンジしたこのアルバム。1983年に発表されるとともに大きな話題となり、香港でアルバム・オブ・ザ・イヤーも獲得しています。もともとの「詞」が古典としても著名なものであるため、非常にひとつひとつの曲が何とも言えぬ格調の高さを湛えた傑作です。

一曲目の≪独上西楼≫をはじめそのほかの曲も素晴らしいのですが、私が何度聴いてもその「詞」の深さとともに涙腺が緩んでくるのが二曲目の「但願人長久」。宋代の詩人として日本にも大きな影響を与えた蘇東坡による「詞」の曲は、「詞」の格調とその内容、その背景を知れば知るほど味わい深いものです。
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⇒テレサ・テンメモリアルページ (ファン・サイト)



ESARN LUM PLENG
Banyen Raggan ( Vocal )
( DIAMOND STUDIO : TOP-306 )
タイ東北部のイサーン地方の大衆歌謡として人気の高いモーラム。タイ標準語ではなくイサーン語(ラオス語)で唄われ、イサーン独自の様々な楽器がソロや合奏で大活躍します。地元では、お寺のお祭りなどで夜通し、唄って踊って楽しまれているそうです。ちょっと田舎くささを感じさせつつも、コブシの効いた歌声とノリの良さ。以前発売されていたCDでは、タイの八木節と帯で紹介されていましたが、その表現もむべなるかなです。

バンイェーン・ラッゲーンは、正統派モーラム歌手の代表的な歌手。抜け良く伸びのある歌声とともに、細かく表現されるコブシが最高です。蒸し暑い日に、辛いカレーを食べるように、泥臭くてもノリノリのモーラムは暑気払いにピッタリです!
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Poompuang Duangjan nai doung jai
Poompuang ( Vocal )
( DIAMOND STUDIO : TOP-398 )
タイ全土で人気のあるルークトゥン。タイの演歌とも称され、若い世代からは古臭いといわれることも多いようです。それでも根強い人気を保っているルークトゥンの歌手の中で、伝説的な人気を得ているのがプンプアン。

貧しい田舎に育ち、幼くして芸人に身売りされたプンプアン。歌手としてデビューしてからは、その歌唱力で一気にスターになりました。しかし、病気のため実際に活躍できたのは4〜5年ほどで30歳にして夭逝。彼女の歌ったすべての歌を揃えても4枚のCDに収まってしまいます。

彼女の歌の上手さは、美空ひばりと比較されるほどで群を抜いています。歌詞は悲しいものが多いそうですが、それを超えて美しくしなやかな歌声は、ルークトゥンの最高峰といって間違いありません。1992年に亡くなってからも何度もリメイクされ、今もって伝説化しているのが良くわかります。
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Palmy
Palmy ( Vocal )
( Mga : G0544263 )
最近のタイの芸能界・ポップスは欧米人とのハーフが多くなってきて、想像以上に洗練されたポップスが人気になっています。その中でも、現在一番の人気の女性歌手は、1981年生まれのパーミー。日本でもライブを行い、タイポップスの歌手の中では最も知られている歌手だと言って良いでしょう。

ベルキー人とタイ人のハーフのパーミーは、2002年に「ヤーク・ローン・ダンダン(大きな声で歌いたい)」でデビュー。その曲が、タイ音楽界を席巻する爆発的な大ヒット。あっという間にトップ・アーティストとなりました。実際私も、幸せいっぱいに歌う「ヤーク・ローン・ダンダン(大きな声で歌いたい)」を初めて聞いたとき、あまりの素晴らしさに思わずビックリでした。驚いてすぐにもっと他に良い曲があるのかと思ったのですが、やはりこの「ヤーク・ローン・ダンダン(大きな声で歌いたい)」が図抜けて名曲 (^^;)。もちろん、他の曲も十分良い曲ですので、一聴をお勧めします。
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パズル / 上野洋子
上野洋子 ( ヴォーカル )
( VICTOR : VICL60821 )
日本の女性ヴォーカリストの中でも飛び抜けて透き通った声を持つ上野洋子。彼女の声の魅力が最大限に生かされたのがこのタイトル。1曲につき平均20トラック以上のヴォイスを重ねた“一人口オーケストラ”となっています(笑)。その多重録音のため、複雑に組み合わされた変拍子・複拍子、音の動き。それを全て上手く当てはめていく作業は、計算機片手にとても大変なものであったそうで、まるでパズルを解いているかのようなものであったそうです。

もちろん吟味して聞いていくと、ひとつひとつの音の表情の多彩さに感嘆するばかりですが、意外なほどに複雑さを感じることなくリラックスして聞くことができます。それ以上に、クリスタルでありながらしなやかなことといったら!アジアの音楽も盛り込んだスピード感溢れる展開の鮮やかさといったら!

クリスタルな声を変幻自在に操り、飽きることない声のパレット。日本の女性ヴォーカル作品の中でも秀逸のタイトルと言って良いでしょう。
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Ann Sally / day dream
アン・サリー ( Vocal )
( BMG : BVCR14008 )
芯があって柔らかい。そのふたつは相反するもののようでありながら、ある一点で実現できる美しい瞬間であるような気がします。

もうここで紹介するまでもなく、多くの方にとってかけがえのない歌い手となっているアン・サリー。しなやか、伸びやか、澄んだ、凛とした弾力感、清らか、風のような透明感、シンプル、癒し . . . 。その素晴らしさは、様々なところで賛辞が並んでいます。しかしどのような美辞麗句を並べても、一度その声を耳にすると言葉の無意味さを感じてしまいます。

心臓内科医でもある彼女は医療の現場でも、患者さんに求められ歌声を聞かせることもあるのだそうです。彼女の歌声は、歌を歌う喜びと同時に、誰かに対し「どうぞ」と手を差し出し、喜んでもらうのが嬉しいという心が、ベースにあることを強く感じます。その心が、彼女の“声”自体に乗ってきているのでしょう。

今が華の盛りというわけではなく、年を取るごとに、その年ごとの良さが自然とにじみ出てくる人だと思います。一生の間、ずっと聴き続けていくことができそうな音楽に出会うことはなかなかありませんが、彼女の音楽はその数少ないもののひとつでしょう。これからの活躍にも期待したいところです。
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⇒【Ann Sally's Official site】 ・ 試聴可



Let's Go !!!
Depapepe ( Guitar )
( ソニーミュージックエンタテインメント : SECL196 )
若さ溢れる疾走感が素晴らしいDepapepe。インスト・アコースティックギターデュオのメジャーデビュー盤です。

まだまだ20代半ば。特にテンポの速い曲はその魅力が最大限に生かされています。一言でその素晴らしさを言うと、爽快 !! 音楽を奏でる喜び、その純粋な思いがダイレクトに伝わってきます。ゆったりと味わう曲にはまだまだ味わい深い魅力が滲み出てきているとは言えませんが(^^;)、これから年を経るごとに表現の幅も広がっていくのでしょう。現在の彼らの音楽は、若さが一番良い形で結実しているのだと思います。これからは音楽を奏でる喜びをそのままに保ちつつ、より素晴らしい音楽を奏でることを期待したいところです。
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⇒試聴先(Sony Music Online)



Song to fly : 菅野よう子
菅野よう子
( ビクターエンタテインメント : VICL60159 )
実写映画やアニメ作品のサントラで高い評価を受けている菅野よう子。1998年に珍しく自身のオリジナル・アルバムとして発表されたものです。オリジナル・アルバムといっても実際はゲームのサントラを基にしているものなのでどこまでオリジナルなのかは……(^^;)

彼女のスゴイのは、どのようなジャンルの音楽に対してもジャンルに柔軟に対応できていること。彼女の代表作と言われている「cowboy bebop」、「攻殻機動隊」などはそれぞれ同一人物とは思えないほど様相が違います。彼女のインタビューを読むと与えられたテーマからイメージを膨らませていくことに作曲の意義を見出しているようです。空っぽだから満ちる。全くの自由からは良いものは生まれない、限られた自由があるからこそ創造力は膨らむということなのでしょう。

彼女自身のオリジナルがどのような音楽なのかが見えてこない部分がありますが、どの作品でも感じられるのはフォルムがしっかりしていることと、程よくしなやかな緊張感。それとともにサッパリとした切れ味と風通しの良さ。このタイトルでは彼女オリジナルの才気をダイレクトに感じられます。しかし彼女の場合、限られた自由が触媒となることで一層の輝きを持つこととなっているのということも逆に顕わに感じられるのもまた事実。菅野よう子に興味がある方は必ず聴いて欲しい興味深いタイトルです。
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イージーリスニング : 坂本真綾
坂本真綾
( ビクターエンタテインメント : VICL60760 )
透明で伸びやかな歌声で知られる坂本真綾。もともとは声優で活躍しており、8歳の時にデビュー。16歳の頃には声優として100作品以上もの出演を果たしていた隠れベテランです。歌手として知られるようになったのは菅野よう子によるプロデュースきっかけで、今では歌手として知る人のほうが多いのかもしれません。。

最近は菅野よう子の元から巣立つ形で活動していますが、二人が作り出した音楽は非常に高い評価を受けています。「イージーリスニング」は、その二人によるミニアルバムになります。どの曲も彼女の声が見事に生かされています。アルバムのタイトルやジャケットから感じられる雰囲気そのまま。全ての曲が透明で伸びやかな清々しさに包まれています。特に“6. another grey day in the big blue world”は名曲。英語のニュアンスがちょっと微妙ではありますが、しなやかで心地よい音楽が素晴らしいです。二人のタイトルの中でも秀逸のものといってよいと思います。
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アヤレッピアン。
アヤレット ( Piano&Vocal )
( YAMA RECORDS : YAMA001R )
キラキラと零れる光のさざなみ。初めてこの「アヤコレッピアン。」の一曲目“恋するミラノ”を聴いたとき、そのいきいきと飛び跳ねる音の一粒一粒に圧倒されていました。

澄み切った歌声と軽やかに踊るピアノ。人によっては、彼女の音楽を前衛ポップスと称することもあるようです。実際、一歩間違えると現代音楽一歩手前のフリージャズに堕しかねないのにもかかわらず、実に心地良い叙情。語るように歌い、歌うように語る。次から次に溢れ出てくる綾なす言葉。生まれ出でたばかりの言葉の粒はまるで水辺に集まった鳥たちが、飛び立っていくかのようです。

しっとりとした曲も澄み切った音の連なりが申し分ありません。詩、歌、唄の言葉の彼方から届けられた音楽と言ってよいのかもしれません。お勧めです。
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満ち汐のロマンス
EGO-WRAPPIN’
( UPCM1001 : UPCM1001 )
大阪で1996年に結成した中納良恵(ボーカル)と森雅樹(ギター)による男女ユニット、エゴ・ラッピン。様々なクラブサウンドの要素を色濃く持ちながら、まるでジャズセッションを思わせる上質なポップスに仕上がっています。戦前のジャズや昭和歌謡を思わせつつも、華麗で熱い音楽です。

彼らの音楽を聞いていると、ジャンル分けは無意味であるのを感じます。唯一無比のそのサウンドは実に洗練されていながらもパッショネートです。アコースティック楽器に拘っている部分もあるからなのでしょうが、高いテンションを保ちつつも、音のクオリティに対してクールな感覚が持続しています。ちょっと古めのジャズボーカルと最近のクラブサウンドの幸福な結婚を聴くことができると言ってよいのかもしれません。
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⇒試聴先(EGO-WRAPPIN' 公式サイト)
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